2015年2月4日(八段語録2312)
信頼できる関係
手塚グループの目的は何かというと、信頼できる関係を築き、騙されたとしても、信頼し続けていくという事であると思うのです。そのように変わらない純粋な指導者となって、多くの道場生と汗を流すことという事なのです。家族としては親父がそうであるし、父母としてもそうなっているので、そのレベルは手塚グループの根幹であると思うのです。そういう人同士のつながりでないと手塚グループは成り立たないという事です。この精神を宮城県本部としては、最大限に徹底しようとしているのです。私の場合、執行部並びに指導者を全面的に信頼しています。その能力が指導者として最大の才能だと思っています。
さてその為に、私が心掛けていることは、高慢、猜疑、血気、偽りを避けるという気持ちを持ち続けていることです。このような気持ちからは、何も新しいものは生まれてきません。それだから、酒は飲みません。タバコも吸いません。浮気も決してしません。この気持ちが出てきた時に思い悩むことがあっても、決して、このような気持が出てきた場合には、決して自分を許しません。それが私の生き方という事です。そのような意味でも、本当の価値の関係を結ぶために苦労したいと思っているのです。
ところで、それはともかく、このようなグループの出現は、必然的に表れてきているのだと思います。なぜならば、空手道とて最高の理想的基準の位置まで行かなければならないと思っているからです。そのような気持ちで指導しているので、その気持ちに相対する人でなければ、入門しないという事になります。そのような意味でも、子供達の教育に関して、相当の支持を頂いているという事になっています。今まで、自分自身を忘れて、空手道に投入してきました。相当な散財を覚悟してきました。それでも今も倒れていないという事は、このグループが必要とされているという事だという事です。昨日も中野栄地区で三人の体験者が道場に来てくれていました。
結論として、二十数年に渡る指導者としての歩みは、根こそぎ投入して来たからこそ、今の道場の姿があるという思いなのです。今もどの指導者より、現実と未来の苦労を全面的に背負って歩もうとしています。ある意味では、今も試練の峠が目の前にあると思っているのです。そのような意味では、全体責任を背負って、宮城県本部を背負っているという意識なのです。そのような事で、宮城県本部の歩みの先駆けは、私が築いてきました。そして、次の指導者へと引き継がれているのです。