2015年2月1日(八段語録2308)
私の先生

 この年齢になると、心の声に耳を澄ませます。言ってみれば、私の主人です。もうこの年になると師はいるようでいないのです。ある意味で、心の赴くままという年齢が還暦を越えてからという事でしょう。そのような意味では、心の価値は高いと思います。心は、間違った事をすると、いつも忠告してくれますし、制裁もしてくれます。それでなくても、私が自分勝手な事は、妻を筆頭に誰から見ても同感してもらいます。最近は、私の主人は自分の心だからという言い訳をしているようです。もうこの年になると、誰かの忠告を聞くという時は、過ぎてしまいました。どんなに素晴らしい師の言葉より心の声を聴いているようです。心からは無限大のエネルギーが出ているようです。
しかし、体の欲求はわがままです。私の信念として、人を傷つけない事、家庭を壊さない事を二大信条にしています。これを守ろうとするだけで、夜も昼も疲れてしまいます。自分を管理するだけで疲れてしまうというのが現状です。人生をふり返ってみて、自分の生活を教育しようとすれば、かなりの労力が必要なのです。それは今も変わりはないのです。若い時は、心をぞんざいに扱い、振り回し、いい加減な事をしたと反省するのです。日々心を下げ済み、手荒にあしらったという感じですが、たまに悪い事をすると、良心の呵責で悩まされたというのが現実でした。そういう意味では、間違いなくこのような観点で見ると、二重人格者という事です。
ところで、今日は息子と一緒にトレーニングです。久しぶりの事です。私から言いだしたことですが、一緒にトレーニングしないかと話しかけたところ、快諾してくれました。嫁の妹の美奈ちゃんも一緒についてきました。ランニングマシーンで一時間、トレーニングマシーン、そしてサンドバックを蹴り込んで終了でした。ラーメン店で昼食を取り、息子と空手論議をしていました。
八月十三日に出産予定を控えている息子夫婦は、確かに意識が変わっていました。もう生まれてくる子供の姓名判断の準備をしているようでした。我が家もこれを契機に、娘たちは近くのマンションに引っ越しです。息子の計画だと四人の子供をもうけたいという事です。そうすると、我が家は息子たち一家で占領されますから、数年をたたずして、私達も引っ越しです。名実ともに息子達夫婦が家督という事です。私もお爺ちゃんに今年中になるという事でしょうか。世代は移行するという事です。今日は一日中晴れ渡っていました。月初めの新しい出発をすることができました。明日から仙台道場の二月の実務に取り掛かります。あらゆる計画をしながら、基盤拡大という事です。今年はもうすでに十数件の問い合わせが入っています。大切にしながら新規道場生として出発してもらえるように努力したいと思っています。