2015年1月11日(八段語録2293)
人として

 人として、最終コーナーを回るようなレベルになってきています。当然若くはないという事です。それにしても、真実に生きたいという事と、良き人格を築きたいという事、そして子供や孫の為にも、愛情を注ぎ続けていく事を努力したいという事です。とにもかくにも、今は、誰も信じることができない時代に突入しています。国民が政府を信頼することができず、身もだえする時代です。四方を見つめれば、信じられない混乱した世の中になってきています。そのような中で、自分自身を信じ、誰もが認めることができる信念の位置を探していくという事にしているのです。それが空手道を続けている理由という事にもなります。
 さて、今の社会は情報化社会という事は言うまでもありません。宮城県本部としても、この情報の波に乗っていかなければならないと思うのです。今は、ホームページの充実を図っているのと、そのアクセスをあらゆる方面からできるように、セットしているのです。ヤフー、グーグルの検索サイトはもとより、スマホでの検索も向上させるように努力している所です。社会の動きを確実にキャッチして、今まで築き上げてきた極真武道システムを、地域に確実に広告していくという作戦を今年は取ろうとしているのです。
何よりも、教育に自信があるという事です。武道精神が、あらゆる困難な事を乗り越えていく原動力になることは間違いなと確信しているのです。
 ところで、今年の私の役割は、情報を発信して、この道場の良さを多くの人に広めていくという事です。というのも、多くの人達が、自分で備えていくべき精神的な意思を備えることができないのが現状です。実体の行動をどのように展開させて良いかも分からない人が多くなっています。多くの青少年たちの手助けが、必要なのです。そのような意味では、私達の役割なのです。道場での修練は、基本的な事なので、自宅でも反復して修練ができるのです。そのような意味では、距離の間隔を越えて、いつも助けてあげることができるという事です。そのような素晴らしい、極真空手を紹介するツールを多く持つという事はこの上もなくうれしい事という事になります。
 結論として、私が最終的に人としてやれることは、教育という事で、多くの人に知らせ、極真の門を叩いてもらう事なのです。弟子たちが育ってきています。ありがたいことです。ともに、手を携えて、青少年教育に専念するのが、人としての道であると思うのです。