2015年1月4日(八段語録2286)
家族での新年会
三兄弟の家庭が集まって、例年のように新年会を行いました。根白石の別荘なので、山に近いという事もあって、小雪がちらついておりました。一年のはじめという事もあって、なるべく、語り合いたいという気持ちで、家族の様子を聞くようにしていました。どの家庭も子供達の成長が、目覚ましいものがありました。もちろん、我が家での息子家庭の赤ちゃんの話や、順香の婚約の話等がひときわ光っていました。それでも、三家庭が集まって、気持ちの交流ができるという環境に感謝という事です。
それこそ、心の反射作用をすることによって、家族同士の作用が深まり、消耗というよりは、発展するだけです。この心が作用している限り、家族同士振動するような作用をするので、楽しいのです。ちょうど、春になれば、自然と木に花が咲きますが、木が花を咲かせようとすれば、花を咲かせるぐらいに成長しなければならないように、三家族が成長し続けているという実感なのです。今はこの家族同士に、今ようやく芽が出たというのですが、そこに花を咲かせることができるかというならば、花を咲くことを願うあまり、早く大きくならなければならないと考えて、木を引っ張ってしまえば、抜けてしまえばそれで終わりです。
ところで、このような三家族の関係を永遠に続けていかなければならないと思っています。花は自然に咲き始めなければならないのです。ですから、森家の家長として焦ってはいけないという事です。これから森家を盛り上げていかなければならないので、焦らずに千年の歴史を創造していくつもりで、関係を深くしていきたいと思うのです。そういう意味では、恩讐になりがちな、兄弟家庭同士であるがゆえに、心門に合わせて、心田を啓発するという意識で努力を重ねていくようにしたいのです。
三家庭の心の畑を啓発して、調和していくようにするならば、三家庭はぼんやりとではありますが、共に歩むことができるのだと思うのです。本当に実直に積み重ねていくという事になります。わずか二三時間の間でしたが、楽しい雰囲気の中で、過ごすことができました。私が理想としている関係が実現できていることに、感謝以外に何物もないという事です。帰りは、弟に送ってもらいましたが、親しく話すことができました。これも感謝でした。家長として、心安らぐ一日という事でした。