本部長通信150  2008年4月13日

人生何をなすべきか(5)


 師範は教育者であるという観点から絶対離れないようにしています。人生をあらゆる境遇において教育者であり続けることが望みです。こういう歩みのみが、後の世代に受け継いでもらえる内容であると思うのです。極真の道場主としても、人間としても、新しい伝統を青少年の心の中に根深く植え付けることができると思うのです。
 人生の最終結論は先祖に喜んでもらえる道、子孫に伝えたい道を開拓することです。師範の態度は正しい道として示したいのです。師範の理想が歴史とともに動いて、次の世代に大きな影響を与えるとしたらこんな痛快なことはないと思うのです。伝統の絆を固く植えることができる唯一の道として歩みたいのです。
 新しい教育者としての新しい世界に対する主体性を持ち、新しい世界の方向を提示できる極真会館であり続けたいと思うのです。それゆえ世界に対して徹底的に教化する実力をいかに保つかが問題になるのです。

師範稽古 蹴り40分 鉄砲町教室