2011年10月16日(八段語録1471)

積極的人生観(44)
 アップル社のジョブズ氏との比較

 朝方は雨に祟られていましたが、次第に晴れ間が広がって、いつしか太陽がスッキリした朝に覗かしていたのでした。天気の移り変わりを目の前にして、ふと、雨の降っているのは今の自分で、スッキリ広がった青空の太陽もこれからの理想の自分ではないかと、ふと考えてしまいました。どの天気も好きなので、両方の自分を愛そうという結論なのです。もちろん、理想の自分で多くの人に接していくべきであると考えているのです。そうしないと、多くの人から愛されないし、当然よき評価など与えられる訳はないのです。
 今日はイベントが続きました。梯子乗りと社明が宮城野区民祭りで披露したのでした。ところが、トラブル続きで、家を出発することが出来ず、戸惑っていました。一緒にしていたはずの、梯子乗りの衣装のズボンがないのです。中途半端で、行事に参加することもできずに、妻に当たっていたのでした。あれほど、昨日は感謝していたのに、今日は荒れ模様です。これも夫婦と思って、最後は仲直りです。時間が夕方まで無意味に過ぎていきました。
 夕方からの消防団の幹部会議には、役割を果たさないまま参加したことになります。肩身が狭いのですが、それでも自覚して、修正する気持ちでの参加でした。その後は、自己管理と全国管理のツールの環境調整です。アイクラウドの研究に入っているのです。さらに、スティーブ・ジョブズ氏が大学で語った講演が日本語で表現されていたので、読んでいました。好きな事に生涯をかけるという事の情熱を感じたのです。さらには、アップル社を追い出されるという思いもかけない事態に遭遇したのです。追い出されたがゆえに、好きな事に没頭できた路程があったのです。その会社がコンピュータグラフィックを通して、世界的ヒット作品を世に排出し、アップル社に買収されたのでした。その責任者がスティーブ・ジョブズ氏で、再び奇遇な形でアップル社に戻ったのでした。
 印象的な話を三つにまとめてみました。彼はリード大学を半年で退学したのです。経済的理由が、原因でした。友達の家に転がり込みながらも、好きなカリグラフの勉強の虜になったのです。これがマッキントッシュの最初のパソコンのフォントになったという事なのです。さらに、毎日七マイルもある寺院に日曜日ごとに通ったという事なのです。ここに精神的なバックボーンが潜んでいるようです。この二つ、つまり技術面と精神面を兼ね備えたことによって、将来の大躍進という伏線となったのでした。
 二番目に、大好きな事に出会えたという事なのです。それが二十歳の頃からなのです。それから10年後には社員四千人、売上高20億ドルをたたき出すのですから、好きこそものの上手であると感じるのです。もちろん良い話ばかりではなく、経営的対立からアップル社から解雇されたのです。しんどい出来事のようでした。それ以降、皮肉にも創造的な期間を迎えることが出来たという事なのです。この期間、「トイストーリー」のアニメーションを手掛けたのです。この根底に技術面でのカリグラフが生きており、寺院における修業が行かされた形だったのです。そして幸運にも素晴らしい恋人との出会いがあったのでした。この「トイストーリー」の会社を買収したのがアップル社だったのです。
 三つ目に、彼の生き方は、「毎日をそれが人生の最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という信念で生きて来たのです。そして、毎朝鏡に映っている自分に問いかけていたのでした。「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとすることをするというか」違うと答えが何日も続くようであれば、何かを変えたという事なのです。自分が間もなく死ぬという認識が、重大な決断を下すのに役立ったという事なのです。死ぬという決断をすると本当に大事なものしか残らないそうなのです。
 このような偉大な人物の話を聞くなり、自分の生き方に照らし合わせるのです。偉大ではないにせよ、好きな空手道という分野で歩んでいるのです。さらに、会社も解雇され、故郷に戻ってきているのです。そして、必死に十年間歩み続けているのです。内容はともあれ、共通したところを大事にして、人が大好きな私の生き方は続くのです。