2011年10月13日(八段語録1468)
積極的人生観(41) 人との協調
NPO団体との会合を持ちました。ロシアでの介護用品の需要がこれからどうなのかを調べてきてほしいという事でした。高齢化で老人介護先進国の日本の用品を輸出できないかという話でした。極東出身のロシア人の女性も一緒でした。今度26日からロシアに会長と出かけるという話をしていたので、介護用品の調査依頼という事なのでした。
そもそも、これから青少年教育に邁進しようとして、全国を相手に着実な基盤を築き上げようとしているときだけに、そのような余裕はないのですが、自分の人の良さが出てしまいます。それでも、話を聞きながらも、グループの指導者としての考えを、聞きながらでも、そのようなNPO団体の人達にも理解してもらおうとします。いつの間にか、自分が一生懸命グループの理念をNPO法人に投影しているのです。まさに、空手道の指導者です。
ところで、この団体とは深いつながりがありました。仙台市議会議員選挙の時に、お手伝いした仲間だったのです。選挙期間中一生懸命応援しました。彼らも私と同じに手伝いをしていたのです。その後、私と博先生は、いつもと同じような生活に戻っていたのです。しかしNPO団体は、ちょっと博先生と距離を置くようになっていました。理由は様々ですが、とにかく、行動を共にすることはなくなっていました。
私と議員は、自分の役割を果たすために一生懸命です。それ以外にないのです。お互いに頼ろうなどとも思わないのです。社会を明るくしようとする有志なのです。以心伝心と言って、自分の考えていることは、議員にも伝わっているようです。また同調もするのです。そして、さらに、付き合う事の良き影響ということもあります。自分のミッションが大きいだけに、共に人生を歩もうとする議員まで認めながら人生の協調者としての自覚を持って歩んでいるのです。
さて、私の心の中に最も深く根ざしている願望は、空手道という切り口で、武道精神の伝播なのです。というのも、この生き方に誇りを持ったからなのです。過去を振り返ってみると、中学校の時から、柔道をしていたのですが、この武道精神が自分を支えていたのでした。不思議に、中学時代宮城県警察に子供会の活動で表彰されたことがあるのです。全校生徒の前で、自分の価値を認めて貰った生き方は、誇りだったのです。自意識が目覚めた時の精神が武道精神という経歴を持ってしまったのです。そして今の自分があるのです。
良く私は、誰からか利用されているという横槍を入れられます。確かに利用されているのかもしれないのです。しかし、そのような事は、意に介さないことなのです。多くの人との協調は自分を高めてくれるのです。そして、大きな青少年の健全教育に向けて、微々たる歩みであると思うのですが、最善を尽くして頑張るのみなのです。