2011年10月8日(八段語録1463)

積極的人生観(36)
 人として誤解されないテクニック

 多くの場合、今まで経験してきたことは、他人から誤解されるという事なのです。体格、風貌、ちょっとした表現など様々です。もちろん、誤解されないように努力するのですが、誤解された場合の対処法として自分が実践していることを書いてみました。自分が一番気にしていることは、相手との平和や調和を願いつつ、話しかけるような気持ちになるようにすることなのです。鏡を相手に仕立てて、会話を試みるということをするのです。その後で、対手に優しく接すると、意外に誤解は解けることが多いのです。
 当然、日々の生活では、誤解されることを恐れるという事はしないのです。恐れているばかりだと、消極的な人生を歩まなければならなくなるのです。人付き合いをする限りは誤解されることはつきものであると割り切っているのかもしれないのです。そうすると以外に誤解されないものかもしれないのです。空手道を通じての友は、この誤解が少なかったようです。同じように汗を流すと、道場生同士の気持ちが通じるのです。三十年前からの友人にもなれたのです。
 今回グループの全国組織化を目指そうとすると、心が通じた人との交流を目指すようです。昔の道場生との交流が次のステップになるのです。一緒に汗を流した道場生は、忘れることが出来ないのです。当然数十年後の出会えた訳ですので、別れてから、その後の人生に責任を持ってきた訳ではないのです。しかし、忘れることが出来ない思い出が詰まっているのです。それが、今出会ってみると、善意で出会う事が出来るのです。それが、いい結果につながっているように思っています。かなり、会食を通じて交流したことが生きているのです。漁師でいうならば大分撒き餌をしたことになるのでしょう。
 私が、その後、空手道だけを追求してきたことは間違いないのです。しかし、同じ道場で汗を流した友は、結婚したり、子育てが在ったり、空手道に対する情熱を失っていた場合が多いのです。私のホームページを見てもらう中で、かつて実践したかった気持ちが沸々と湧き上がってくるようなのです。そうする中で、このグループへの参加を決めてくださるようなのです。
 今回の高橋功さんも、高知でアイスクリームの販売を手掛けている会社経営者でした。結構幅広く経営しているのです。数十人の販売員がいるそうです。思いも依らぬ職業にびっくりしたのです。その人物が、やはり空手道を捨てきれずにいたのです。そして、奇しくも私を信じてくれているのです。というのも、ホームページは効力を発揮してくれるのです。十年ほどの記録を克明に他人に伝えることが出来るのです。素晴らしいツールなのです。そして私の歩みを肌で感じて、決して尽きない果てることのない永遠の夢を感じてくれるのです。
 そして、空手道を通じて、生きがいを再び感じてみたいと思ってもらったのです。高橋功さんから出てくる言葉は、青少年教育の為に奉仕したいという事でした。それは、私が、今まで極真空手をやってきて良かったと思う瞬間だったのです。このことが、私が今までこのグループで空手道を実践してきて良かったという人生の宝を、勝ち取っていたようにも思えるのです。