2011年10月6日(八段語録1461)

積極的人生観(34)
 衝撃の朝

 娘二人と朝の修業に出発したのでしたが、文誉に対する親としての厳しい指摘をしてしまったのです。指摘が的確であればあるほど、娘は狂乱状態になるのでした。ヒステリーのかなり強いもので、大声で叫ぶのです。父親としては見かねて説教した内容が、的確過ぎて、心を鋭く切り裂いたようなのです。精神的な鬱病のような状態が続いていただけに、親としての気持ちの先走りが、娘を凹ませてしまったようです。
 今はゆっくり休ませて、心の回復を願うばかりです。私に必要なのは、広い心であり、深い愛であるのです。娘に対する愛情は溢れるばかりなのに、表現が厳しかったりするのは、反省すべきです。私が娘に対する期待が大きいことが、このような事になるのだという事なのでしょう。もう少し、愛情を持って優しく心に懸けるか、祈っていかなければならないことなのだと思うのです。
 今は何の前ぶれもなく、涙が湧いてきます。愛情が娘に到達して欲しいという気持ちと、これからも愛情を注げるという事に対する感謝の念が湧いてくるのです。反省点としては娘との協調です。親子の絆は、間違いなく神の意志が双方に宿りもたらされていると感じるのです。娘とどんな状況でも協調して身を持って感じなければならないと思うのでした。とにかく、親父として娘と上手くやっていくという事を前提に立つことが大切であるのです。私自身、娘なしには一日も暮らせないという気持ちなのです。
 娘が先週より大学に通うようになって喜んでいたばかりでした。娘の大学通学が私の喜びでした。娘の元気な姿が、私の幸福なのです。今の気持ちが、真実なのです。そして、これからも、見守って生きたいと思うのです。
 午後からは、心を穏やかにして、国見教室の指導に入りました。先週ちょっと厳しく指導していた子供達も元気で教室にやってきました。ちょっと組手で泣いてしまったのです。今週はどうなのかという不安がありましたが、会えたのです。厳しく指導した次の稽古がいつも心配になります。それでも頑張って来ている姿を見るとこれも感謝すべきことなのかもしれないのです。
山あり谷ありの一日を終えようとしています。今日は、単身パックならぬ、一人でも活動できるスーツケースを購入しました。これで空手着とパソコンとちょっとした着替えを入れてどこにでも行けそうです。黒いケースもあるのですが、空手着が入らないので、清水の舞台から飛び降りる思いで、購入しました。サムソナイトのメーカーをヨドバシカメラで安売りをしていました。それから、持ち運びのレッツノートのキーボードが汚れるのです。これも800円支出して愛用のパソコンにかぶせました。とてもスムーズです。違和感はないのです。これでコーヒーをこぼしても、大丈夫だという事になります。
 今日という一日に、自己投影したことになるのです。自分の行動が一日に投影されたのです。自分自身の心に隙があれば、それが一日に投影されるという事を感じるのです。心の全てが一日に現れてしまいます。それで、どんな自分であったかも、教えられるのです。