2011年10月2日(八段語録1457)

積極的人生観(30)
 フェステバル交流試合

 朝三時五十分起床、朝の修業へ果敢にチャレンジです。夜明けも遅くなり、自分との戦いが激しさを増しますが、それでも、歩みを止めないことに集中するのです。今回の内部交流会のフェステバルには会長もお見えになる予定でしたが、諸般の事情を鑑み、ご自宅で待機という事になりました。七十歳に迫る年齢ですので、体調管理が基本になっています。なるべく長く、子供達の成長を見つめて貰いたいので、無理をせずに、ポイントを押さえて頂ければ幸いであると思うのです。
 今回の宮城県のフェステバル、同じように、秋田の春日師範の下でも試合をするのです。間髪入れずの東北での試合開催です。副会長の任命を受けて思う事は、本当の私の支える力の神の領域の力を発揮したいという事なのです。そのような意味では、副会長等という立場はいらないのかもしれないのです。何故ならば、自分の心を裸の心にしなければならないからなのです。しかし、空手道を歩むからには、伝統を継承しなければならないし、グループを維持発展させなければならないとするならば、立場も必要な事なのでしょう。
 それでも今はありがたい事に、立場があって自覚できることの範囲が広がってきているのです。今取り組んでいる全国組織は、5万人の核心要因と50万人の一般会員を目指そうとするのです。勝手に考えています。自分にとって一見不可能とも思えることのような事を目指しているのです。そして、本気でこれに挑戦しようとしているのです。それは、自分の中の神の領域の能力を発揮させなければ難しい事なのです。
 ところで、今自分が描いている理想は、不可能であるなどとは一切思っていないのです。今までの人生経験からして、全て可能であると思っているわけです。にもかかわらず現実に不可能なことが起こってしまうのは、不可能と諦めてしまう事が多いだけという私の結論です。この件に関しては、各県の本部長とも話し合いをすべきであると思っております。もう既に私の心は、勇気をもって大胆に粘り強く、実践あるのみなのです。全日本の大会の時がそうでした。そのような意識を持つだけの事です。とにかく、理想を描いた通りに、現実を完成させたいというのが、私の信念なのです。そうしないと、自分が副会長になった意味がないのです。
そのような意味では、会長によって地位と目標を与えて貰ったという事です。この立場が公認されて、自分の行動が確立されていくのです。それでも、人格的には、未熟さは残ります。それでも、行動しなければ何ともなりません。自分の行動を起こすために、今の地位と目的があると思っております。私は、会長を信じたという所に原点があるのです。もう既に15年前の事です。その事が、私が意識するしないにかかわらず、心の中で大きな場所を占めています。それ故、単純に会長を信じるから、私の能力が発揮され、頑張れるのではないかと分析しております。
ところで、第五回目のフェステバルという内部交流会も成功裏に終えることが出来ました。今回も感じるのですが、菅野師範がきめ細かな指導を重ねて、臨んでおりましたので、進行もスムーズに規格通りにスケジュールをこなしていました。全体的に、菅野師範を中心に、人間関係がスムーズに流れていました。コートを二面取っての試合でしたが、審判団も礼儀正しく、自分の能力を如何なく発揮していたのです。もちろん、中にはトンチンカンな旗をあげている指導員もいましたが、経験を積んで越えていけるものと認知しました。二十人の審判団と20人のスタッフが会場を整えていました。