本部長通信145  2008年4月8日

良き家族(8)

 良き家庭を築くのは絶対に本人の自覚が必要であります。家族全員が絶対家族を守るという信念がこれから必要になってきます。家族がいかなる状況に陥ろうとも自分ながらの確固たる主体性を持って良き家族を築いていくことが必要であると思うのです。
 誰かが、不倫をしようが、男女の火遊びをしようが、酒で溺れようが、良き家族を築く道が忙しいのです。師範は、誰かが横でがやがや言ってもそれを気にしている暇はないのです。夜寝る時間がもったいないのです。座ってご飯を食べるのも忙しいのです。
 良き家族を築き続けることは容易なことだと思いますか?若い時プロポーズしたからそれでおしまいということではないのです。仕事をし、勉強もし、何をするにおいても、良き家族を築くという一点で人生は戦うものです。妻を感動させ続け、子供たちに良き刺激を与え続けるのは大変なことです。何年、何十年と全生命をかけて黙々と努力するのが師範なのです。
 師範は、真剣です。その真剣さで家族を感動させ、黙々と戦う師範に家族は同情せざるを得ないのです。「空手の先生が何を言うの」というでしょう。しかし、人生を研究すればするほど結論は良き家族に至るのです。師範の頭の装置はどうなっているのでしょうか。師範は、人生をこの観点でしか考えられないのです。自分で人生を解明した結果、空手以上に大切な発想なのです。人生の最大で乗り越えなくてはならないのは良き家族の問題なのです。

師範稽古 移動突き40分 田子教室