2011年8月22日(八段語録1416)

私と全国組織(86)空手道は専門技術であり、恐れに足りず(市会議員選挙四日目)


 今回の選挙の応援で、選挙対策本部長という重責を与えられました。このことは、選挙のプロという事ではなく、博先生からの絶大な信頼を寄せて頂いたからだけなのです。選挙のプロとして対策本部長をお願いされたわけでは決してないのです。博先生かから絶大な信頼を受けるという事ほど名誉なことはないのです。選挙の全てを取り仕切り、当選請負人であると同時に、将来に対してのビジョンをしっかり持ちながらの戦略を練るという事になるのです。私の場合、良き相談相手という事になるわけです。
 今まで、六期市議会議員を務めて、いわば博先生は仙台市会議員の中で知らない人はいないのです。ところが、相談事をいろいろ持ってくる市民はいるのでしょうが、博先生の相談に乗って話し合える人はというならば少ないのです。私は責任を持って地域社会に貢献しようとする議員に、あらゆる進言を行う事ができる立場を、占領しているという事になるのです。それも、裏表がないのです。あくまでも真摯な話し合いの中で、生まれてくる発想に対して、相談相手になるのです。このような立場は、例え名前が知られないようでも充実して存在できるのです。
 早速ですが、今日はもう既に選挙戦四日目となりました。朝から晩まで博先生に同行していることになるのです。この日、博先生には、私が十日断食しようとしていることを初めて告げたのです。驚いている様子でした。この断食の理由も述べました。私が選手時代、全日本選手権大会三か月前位になると、一旦身体の余分なものを削ぎ落とすのです。その時に、断食・絶食という手段を使うと説明したのです。そして、日数を数えながら緊張する日々を過ごして、試合に臨むのです。
 この時期になると、選挙事務所を束ねていく上で、頭が二つになっていとう事に、いら立ちを覚え始めているのです。武道精神では、忍耐の世界で精神を高めようとするのですが、この選対本部ではそのようにいかないようです。そこで、私は博先生に事の次第を述べて選挙事務所の改善しようと考えましたが、それは取りやめました。私たちの努力をすべきであると考えたのです。解決方法は、まず私が先頭に立って、打ち合わせをするという事でまとめようと思ったのです。また水を得た魚のように、勢いが出る私を実感するのでした。
 何故に、選対本部長を引き受けたかという原点に立つことになりました。結論からするならば、この選挙戦を優勢に戦うために私がいるのです。つまり、選挙事務所を急成長させなければならないことになるのです。その為に、私の指導力が問われるという事なのです。もう既に、選挙という次元ではなく、武道精神を持って果敢に挑戦していくという事になるのです。この精神こそ、この戦いを制する何物でもないと自分に言い聞かせるのでした。