2011年8月19日(八段語録1413)

私と全国組織(83)武士道作戦


 いよいよ、仙台市議会選挙の告示がされたのです。私たちは、天満宮社殿で、選挙という戦に臨んで御祈祷を頂いたのです。博先生の強力な後援者30名が、馳せ参じ選挙という戦場に、神の御加護を頂いたというわけなのです。玉虫奉典に関しては、私が呼び出しを務めることになり、緊張の連続でした。そこで、私は、いとも簡単に重大な決意をさせられたのでした。
 それは、選挙期間中、断食をして全生命を捧げるという事でした。選挙における誰もやったことのない事実を積み上げようとすることでした。候補者ならば、納得する節もあるのですが、選挙対策本部長として、それを行うという事なのですから、前代未聞とうことになります。このことが、この選挙で地域の伝説になり、忘れられないメモリアルという事になればという事も念頭に置いたのでした。
 ところで、極真空手を続けている私は、試合に勝つための戦略を立てるとするならば、相手の得意技を熟知しなければならないのです。相手がどのような技を、どのようなタイミングで使うかを観察するのです。その技がいかなる隙を生むかも予期するのです。その隙を突くことによって相手を倒すわけなのです。そこで、あらゆることを検討した結果、この選挙での相手の出方を研究し、その技以上の得意技でねじ伏せようとするのです。候補者はあらゆる戦略を駆使するに決まっているのです。
 この選挙で私が取った最大の戦略は、武士道戦略でした。我が身を削ってこの戦いの勝利を、「もぎとる」いうとすることだったのです。天満宮の社殿で静かに祈りをささげたのでした。そして、第一声としての事務所での出発結団式を持ったのです。ここでの私のテンションも最高潮になっていたのです。決意が固まっていたのです。選挙史上一度も、ないい断食というレジェンドストーリーの始まりという事になります。この決意は、候補者には当然伝えていないのです。私と天満宮神社との約束なのです。
 そして、候補者と一緒に、選車とで地域である宮城野区の街宣活動に臨んだわけです。もう気持では、10日間の断食に成功するならば、必ず勝てるという確信を抱くのです。もちろん、不安なことは余りにも多くあります。しかし、それに捕らわれることなく、全身全霊、生命を投げ打つという覚悟からの戦いが始まったわけなのです。一日目から、アクシデントに遭遇したのです。選挙の七つ道具が遅く届いたということや、スタッフの動きがぎこちないという事など、様々だったのです。また、町内の有力者からポスターの貼りの件でかなりの苦情がきました。それに対応したスタッフは、とれも耐えられないという表情でへそを曲げてしまったのでした。そんなこんながある中での出発という事になったのです。