2014年12月29日(八段語録2280)
順香からの手紙

 娘から私達夫婦あての手紙が届いていました。大阪の中山家から帰ってきて、やっと緊張が解けて、食事がおいしく食べることができて頑張れるというメッセージが初めにありました。結納ということで、それは緊張したのだろうと思うのです。もちろん、そのあとに、これから、結婚式に備えて、自分自身の課題に向き合って、花嫁修業をするようになると思います。娘として過ごしてきた日々から、将来妻となる立場への準備は、それなりに大変になるのだろうと思うのですが、それは人としての新たなる成長であると思うのです。当然、主に孝郷さんとの絆はもとより、家事、料理、様々学ばなければならないことがたくさんあるのでしょう。それ以上に、今まで中途半端にしてきたことを反省しているようでした。

 当然、私達夫婦から愛情を注いでもらっていたことに、感謝の気持ちが書かれていました。人間としての思いが、プラス・マイナス、それぞれ出てきているのでしょうが、中山家の家族の人達に心から感謝しているという事が書かれていました。それだけに、最終的に一つ一つ感謝して、私達夫婦を人生の先輩として、尊敬をしているという事と、自分(順香)を見守り、今後とも指導のほどをという事を書かれていました。

 私達夫婦に手紙を書くという事は、実に涙が出るほど嬉しい事として、受け止めさせてもらっています。今まで親子で成長してきた世界が大きいだけに、私としては、感無量という事です。また、娘が自分の力で行ってきたことが、実にちっぽけな事であるという記述もありました。特に、家族で兄弟姉妹の姉としていながら、兄弟に尽くし切れていない部分の反省も随分書かれていました。さらにまた、中山家との出会いから、より濃く自分自身の課題を浮き彫りにして、整理しながら、人生を推し進めていこうとする娘の決意がにじみ出ていました。

 とにもかくにも、順香にとって、更なる成長ができる出会いが、孝郷さんとの婚約であり、中山家へ嫁いでいこうとする娘の方向性であると思うのです。そして、妻として嫁として、さらに親として人生を出発する良き機会になれたと感謝しているようでした。順香は、森家で祖母に仕える千順さんの姿勢を見続けているし、私達夫婦を尊敬しているので、これからがより高いレベルへの成長が期待できるのではないかと思うのです。それにしても、心温かく順香を見守っていきたいと思うのです。実に中山家との出会いが6月でしたから、それから、今日に至る半年間、相当の刺激を行けている娘です。感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました。