2014年12月28日(八段語録2279)
整理

 今年もわずか数日になっています。自己評価がどうなのかという事を念頭に置きながら、来年に向けて、今年の整理というのが今の気持ちです。今年一年の歩みは、来年と連結しているわけですから、これから、私が行かなければならない道がどこなのかという事を明確にする時期なのかもしれないのです。普通一般には、赤ん坊として誕生し、十代、二十代、三十代を過ぎ、壮年時代へ入っていくようになり、一つの峠を越えて老年時代に突入し、沈む太陽のように、一生を終え、そして終わるように考えるようです。しかし、私の場合、一生は、つかの間であると捉えるのです。

 それだからこそ、上映時間中の映画のように、銀幕のスターであり続けたいと思うのです。映画が終わらない限り、スターは演じ続けるのです。それだから、終わりは映画が終了するかのように、臨終の時なのです。一生は、あまりにも短いのです。ですから、一瞬一瞬、輝き続け、演じ続けるのです。当然家族はありますが、一人で行くべき定めの運命の道です。それだから、上映中は、誰からも歓迎されるような演出をするのです。当然、裕福な環境で生きてきたわけではないのです。それでも、その環境で、かっこよく運命を決定していくスターを演じていくのです。

 ところで、必ず誰かが私の人生を見ているのです。その時に、下手な演技はできないのです。どんな環境でもスターらしく観客から歓迎されるような生き方ができるかが問題なのです。だから、私の行くべき道は輝かなければならないと心に言い聞かせているし、私の行くべき道なのです。私の人生と観客は別々ではないのです。だから、今の生活が私にとっては重要なのです。それだから、自分と観客を感動させる基盤造りが必要なのであり、それが今、この瞬間という事になるのです。今自分がすることすべてが、この私の人生という映画の価値を決定すると考えるべきなのです。

 それは、互いに上映中の映画を演技する自分と観客と向き合って動いていくと捉えるべきです。だから、自分にとって、観客にとってプラスになる生活をするべきであると思うのです。したがって、今この時の重要性を感じながら生きようとするのです。そのような観点で、肉体を持った私が人間を完成させることができないという事になるのです。だから、今年も一生懸命でしたが、来年はもっと拍車をかけて一心不乱に人生を演じ切ろうと思うのです。そのように今日は整理してみました。