2011年8月18日(八段語録1412)

私と全国組織(82)支える立場からの戦略


 今の自分を客観的に分析するならば、支える立場からの役割をもらっているという事に気が付くのです。大きな公的立場は、法務大臣から委嘱を受けている保護司があります。具体的には、国の仕事と地域の活性化の為に、「社会を明るくする運動」の委員長を務めているのです。宮城県知事からは、覚せい剤防止指導員であり、仙台市では、消防団本部分団部長になっており、原町福祉協議会では、副会長という、国や地域を支える立場にあるのです。
 これらの内容は、与えられた職務を淡々とこなすという事がメインになります。そのような意味では、新しい何かを創造するという事ではないのです。しかも、減点されないように、堅実に推し進めていかなければならないことになるのです。日々の自己管理が徹底しなければ、役割を全うするという事にはいかないのです。このポジションでの戦い方は、今の組織の伝統を正しく継承し、築かれてきた内容を誠実に実行することにあるのです。
 しかしながら、支える立場の戦略として、より積極的な地域の皆さんの必要と欲求に応えるような創造的な役割もあるのです。今まで誰かが行ってきたことを継承するという内容ではないのです。多くの地域の人々の願いに応えようとする創造的なことに、チャレンジしてリーダーの地位を獲得し、地域を統治してしまうのです。短期間で多くの人が望み、満足し、支えようとしてくれるものを作り上げるのです。それが目標となり、主管下に収めることになるのです。
 極真会館手塚グループの歴史は、実に後者になるのです。極真会館は大山総裁が全世界を統治下に置いたのです。要するに、極真会館として産声を上げさせたのは、総裁なのです。これは、二十世紀における一つの大事件だったわけです。それ以降の活動が手塚グループなわけですが、今の極真会館に欠けているものは、なんであるのかを分析し、総裁が亡くなってからは、伝統を継承し発展させるために、活動を開始しているのです。
 つまり、このような戦略を立てることにより、世界中でのリーダーとなり、今後この地位を守っていこうとするものであります。そのような戦略を持って、臨んでいる私はというならば、手塚会長を支え、あらゆる創造的な模倣をしながら、今いる、あらゆる派閥のリーダーの地位にある者を追い抜くという決意をにじませているのです。そして、もう一つの戦略に、渡辺博先生を中心とした、政治の切り口も、今後は必要とされるのです。そのような意味では、明日からの告示に対して、積極的に選挙対策本部長として、体制を盤石なものとして、運営していこうとするのです。