2014年11月15日(八段語録2235)
自然帰る私

 自然を美しく感じる事ができるようになると、何故かしら人間が大切に思えるのです。人と自然は融合化かつ調和しているからでしょう。人が大切に思えるのは何の為かというと、生きがいのある人生を歩めるからという事になります。自分の人生に対して、所有権を得ることができるからでしょう。なかなか自分の人生に根を生やして生きていくという事は、大変難しい事のように思えます。私は、自然と人から、多くの事を学びました。その内容は、階層的各位を持っているからという事になります。それは、上から下まで関連を持っていて、丸く収まっているのです。
 さて、私の少年時代を振り返ってみると、水の中に何が棲んでいるのか、森の中に何が棲んでいるのか、探求したものです。そして、動物やトンボ、捕まえることができるもの、すべて捕まえるために駆け巡った記憶が残っているのです。さしあたって、教室で学ぶのは嫌いな方でしたが、土の中に何がいるかを知ろうとしたし、水晶やきれいなセキスイの結晶を見つけては喜んでは、楽しんでいたのです。もちろん、ひまわりの種を蒔いて育てたり、小鳥を飼ったり、愛情を持って遊んでいたのでした。
 ところで、私の場合、親譲りの畑を持っているのです。ありがたい事に、趣味農業ができるのです。あくまでも自給自足の生活の為なのです。汚染されていない野菜を自分の手で作り、野菜を食べて生活する趣味生活をしているのです。実においしいのです。それが、世界を大気汚染や自然環境破壊を食い止めていく為の努力の一歩かもしれないのです。もちろん、今回のプラグエンドハイブリットのプリウスの購入も自然破壊防止の一端を担えればという気持ちがありました。これからは、当然趣味に生きるという事が、私の気持ちになりそうです。それは、利権の為にそうしようとするのではないのです。自然と人との調和を目指そうとするのです。
 結果として、自然との調和や自己管理が行きつくところは、レジャーという事になるのではないかと思っているのです。これからのハイテクの時代は、技術が発達して、人がかかわる分野は、働くというよりは、エンジョイするという時代に突入するのではないかと思えるのです。そうすると、工業生産は機械がするようになって、人は自然と親しむレジャーが主流になるのでしょう。一生懸命自分の人生を歩んでみて、歳を取れば、自然と共に暮らしたくなるものです。そして、自然に帰っていくのかもしれません。