2011年8月17日(八段語録1411)

私と全国組織(81)これからの戦略は総合戦略である


 総合戦略とは、これから全国に戦を仕掛けていき、全世界的な規模で極真会館を流布していく為の勝利の方程式であります。私は、この戦略によって会長補佐の位置を得ているのです。得るものが大きい代わりにリスクも大きいことになります。まさに命懸けなのです。全国に出発する前に、生まれ故郷である仙台市宮城野区での県本部の会長である渡辺先生を応援するのです。これはまさに、全国・全世界に向けての出発の狼煙を上げていく事に他ならないのです。表現するなら、出発のための摂理という事になります。
 この議席確保の応援の事を考えても、四年に一度の市会議員選挙ですので、チャンスは一度しかないという事になります。この選挙で私は、選挙対策本部長という重責を担ったのです。この選挙に勝てば、この地域でのリーダーの地位を得ますし、落選でもしたならば何も得ることが出来ないのです。そのような意味では、的確に力強く行動しなければならないのです。さもなければ、失敗することは目に見えているのです。このような勝負に人生に描きたてたことそのものが、私の戦略であることに間違いないのです。
 もちろん、この戦略には、特有のリスクがあります。この応援した人物は、私と別人格ですので、方向性を共にしなかった場合とか、途中で挫折してしまった時には、目も当てられないのです。あくまでも応援ということになります。さらに、この先生の選挙対策本部長という事になりますと、他の候補者の敵という事になります。私がこの候補者を応援することで、他の候補者の敵ですので、大変なリスクを背負う事になります。しかし、それ以上に、心が通じ合って、この戦に臨めることは幸せな事と思わなければならないのだと思うのです。
 ところで、このような戦略を構築するうえでも、真似されたならば、もともこもなくなります。つまり類似的な戦略で、後発組に脅かされるのです。ここで私が導入した戦略が、絶食・断食して、選挙期間を過ごすという事になります。これは、よほどの精神的決意がなければ、誰もできないことであり、伝説になると思ったのです。もちろん、このことは、選手時代に経験済みです。大会三か月前になると、体重を10キロぐらい落とすのです。それから、トレーニングを積み重ねて、新しい筋肉と体型を整えるという事をしてきたのです。
 最終的に、誰も真似できない、追い抜かれない境地へと自分が突入するしかないという結論に至ったのです。そして、考えることは、このことが、総合的な戦略の原点であるという結論なのです。そうすることによって開拓者として、筆頭的立場を維持しながら、地域の貢献をしていく事が出来るという事を思い描いたのでした。そのことを、原点に踏まえて全国・全世界的な戦いをしようとするのです。