2014年10月27日(八段語録2213)
自然から学ぶ教訓
花は香りを出し、花を咲かせ、蜂と結びつくのです。蜂と花の関係は、どんな関係があるのでしょうか。蜂は花を探し回り、花は美しさを一段と輝かせています。そして、自然と戯れながら、お互いが共生しているのです。これは、蜂と花の為だけではなく、私のために、このように造られている庭園と調和している博物館のようなものです。どれ程素晴らしいかというと、無限大としか言い表せないのです。夏にはセミがペアーになって音をだし、鳴いて調子を合わせているのです。すべては自然に奏でているということなのです。
魚の中で、今の時期に目を引くのがサケです。彼らは自分が生まれた場所から五千マイル以上離れ、七つの海を渡り、四年がたつと故郷を訪ねてくるのです。特にアラスカは、気候が寒いために昆虫もいないので、サケの子供が食べるものがないのです。ですから、母親が死んだのちに、自分の体を子供達に食べさせて育てるというのです。人間がサケにかなわなくて良いでしょうか。魚でさえ、子孫を繁栄させるために自分を犠牲にさせるのです。人間はもっと高次元な生き方ができるのではないかと思うのです。原理原則の内容は、自然から多く学ぶことができるのです。
サケの話を続けようと思います。サケは卵を産んで死にます。それを見れば、死ぬ日が定められた死刑囚のように、オスとメスが受精するのです。メスが卵を産めば、オスは地面を掘って卵を保護するのです。そして、卵を産み終えると二匹は死ぬのです。当然、その母親の体は、子供達の餌になるの
てくれているのです。子供がどれ程重要な存在であるかという事を示してくれているのです。これは、人間が、子供の為に死してもいかなければならないとい事を暗示しているかのようです。
結論として、考えることは、自然は確かに系列の違うものが多く寄せ集まっています。その次に定着地、生きる基盤がまるっきり違います。川の水は海に流れていきます。海に行き、また空中に上がって雲になります。再び天候の変化によって水になるのです。水がまた雨や雪になって落ちてくるのです。鳥は魚を取って食べ、植物と動物全体が植物連鎖によって結びついています。動物は植物を食べることができ、植物もまたしかりです。自然が循環運動をしているのです。そんなことを考えると、何か自然は人に諭しているのかもしれないのです。