2014年10月5日(八段語録2173)
悩み事コメント こわがり

 子供の教育は大変です。こわがりということは、多くの人と調和できる能力を共同訓練されていないのです。心情的な結びつきや、愛情における権限を持つための訓練を受けていないということです。こわがりを云々するのですが、原則は、自分から訪れる道理はないのです。こわがりというものは相手からら訪れるのです。相手がいなくなると、こわがりは訪れてこないのです。それだから、極真空手道場は良き相手との関係を築いていくところなのです。道場では、希望を持って保護し、育成する中で、喜びと満足を感じつつ、子供が立派になるように指導します。そうすることによって、こわがりは消滅していくのです。もちろん、家庭でなされたならば、問題は無いのですが、道場に預けていただくならば、解消の道はあるのです。理想的な原則に符号しないと、こわがりは続きます。しかし、良き相手との調和をするとき、うれしく思うのです。この原則に符号できない時に不幸が宿るのであり、その原則に符合するときに、喜びがやってくるのです。この原則に符合させていく事が、こわがりを解決する方法なのです。