2014年10月5日(八段語録2172)
悩み事コメント コンプレックス

 森羅万象、私達が生きている世界は、残念ながら理想の世界ではないようです。人間の意志に従って、生きてい来る必ず紛争が起こっていくようです。それでも、理想の世界を作ろうとするし、理想の家庭を作ろうとするのです。私達は、矛盾の中で生きていることは間違いないことです。ところで、木の実というものは、一年十二か月の間、風霜を経たすべての要素が圧縮されて実を結ぶのです。自然と違って、子供の性格は、このようにはいかないのが、現実なのです。世の中がよこしまな世の中になってしまっているので、その中で、過ごす子供は、コンプレックを抱くという現実になるのです。コンプレックスを解消するにも、家庭的な愛情で養育なしには難しいのです。幼児期と青年期を通じて、どんな人でも、愛する能力を啓発できないのです。それがコンプレックスになってしまう原因なのです。コンプレックスを持った子供への特効薬は、人と一緒に喜んでいくということです。極真空手では、同じように汗を流し、共に汗と涙を流すので、この特効薬に近いのです。コンプレックスを持った子供は、愛情を授け受けるという学ぶ場所が必要になるのです。調和の喜びを創出し、育成し、身に着けるところが、まさに極真空手道場であるというのです。これが、道場の核心なのです。