2014年10月4日(八段語録2168)
悩み事コメント はしゃぎすぎ

 子供は親に似たのです。はしゃぎすぎとは、親のようにはいかず、刺激に酔っぱらって、東西南北見分けられないほどになるのです。その酔ったことが何かと比較することができないのが子供なのです。そして、よりあらゆる環境に酔おうとするのです。親も経験していると思うのですが、恋人同士が、抱き締めてキスをするときには、目を閉じて静かに口だけを合わせるのではなく、こすり、ぐるぐる回りながら揺れるのです。それと同じように、子供に火がつけば、子供の心の核の温度が上昇して、何でもぶつかっていくようになるのです。それをはしゃぎすぎという事になるのです。そして、子供の心は自然の神羅万象を初め、多くの人々と調和をしたいと思うようになるのです。そして最終的に、制限された環境、愛情の世界を抜け出して、時空を超えた無限な世界に移ろうとするのです。そのような意味では、絶えず移動し、跳躍しようとするのです。子供は、移動しようとするので、この移動を正しく移動させてやるのが、まさに空手道における稽古であり、礼節を重んじる姿勢という事になるのです。