2014年10月3日(八段語録2166)
悩み事コメント やる気がない

 親は、自分の息子・娘を最高にしようとするのです。他の人と同じようにしてあげられなければ、胸が痛むのです。息子・娘を産んでみてこそ「私の親がこうだったのだろうな」と理解するのです。そうだとすれば、放っておいて、子供が歩きまわる時、親は安らかに眠り、安らかな時間を持つことができないのです。いつも焦る思い、不安な思いを親が、持っているのです。そこで、このような気持ちを持つ親は、子供に対して、何かやる気がないように感じるのも仕方がないのです。子供には、必ず成長期間があるのです。それを無視して扱うと、ロボットになってしまいます。子供の成長を焦らずに見守ることが必要なのです。幼児期になれば、物心がつきます。そして成長し、いずれは大人になっていくのです。人生行路大切に思って、今やるべきことは、何かを親が悟るべきです。そうすることによって、子供の稽古をする姿が、いとおしくなるのです。自然に昇級して帯の色が変わっていきます。継続させる努力こそが、親の役割であると思うのです。