2014年10月2日(八段語録2159)
悩み事コメント 甘えが強い
春夏秋冬のように季節が異なるのと同じように、子供もみな異なります。つまり、生まれる時夏の季節に生まれた人がいて、秋の季節に生まれた人がいて、冬の季節に生まれた人がいて、春に生まれた人がいるということです。春の季節に生まれた人は夏を通らなければならず、冬の季節に生まれた人は、春の季節についていかなければならないのです。行く方向が違うのです。地球は丸く回るので、方向が変わるのです。一つは上がっていく運勢でいかなければならず、一つは下がっていく運勢でいかなければならないのです。言うならば、甘えが強いとか、弱いという事は、性格の違いであって、甘えてくる子供であっても、それをしっかり受け止めてあげればいいということです。別に否定することはないのです。その甘えが強い事を否定してはいけないということです。もし、そのような事をするならば、親子ともども事故を起こして、粉々になってしまいます。ですから、親が子供の運勢を引っ張ってあげる努力をしてこそ、生き残ることができるのです。甘えが強い子供であっても、押し上げていく事の出来る教育を施すことができるのも、空手の稽古という事になります。