2014年9月28日(八段語録2140)
悩み事コメント 人見知り

 自らのよりよい生活を守るための要件をすべて脱皮して超えるまで、人見知りは起こるのです。ですから、他人を通して、困難が相反して入ってくるようになると、拒否反応を起こすわけです。ポイントゼロ、つまり零点になって、環境と調和するようになれば、問題は無いのですが、それは、子供にとって難しい事なのです。なぜならば、人間関係の形が分からないのです。極真空手では、肉体を強制的に修正するところから、整理するようになるのです。そのために、基本という空手の型を基準として肉体を調和させるのです。人のゆくべき公式的な道があります。故障したならば、故障したものを必ず、本来の個性、つまり、言い換えれば、工場から出てくる時の設計図を、そのまま再び合わせるような作業をするのです。人見知りをしなくなるように、子供は設計されているという事を信頼すべきです。その設計図を正しく完成させようとするのが、空手道場での稽古であるというのです。