2014年9月28日(八段語録2139)
悩み事コメント 人見知りが激しい

 子供には良い要素もあり、悪い要素もあります。これが問題です。これが人見知りの激しさと関係するのです。気持ちがよく整っているときは、機嫌がいいのですが、そうでないと、機嫌も悪く、誰も寄せ付けないのです。子供という一個性を見れば、体があり、心があります。しかし、この体と心がいつも仲良くしていないのです。心は「このように行きなさい」というのに、体はいつもの心が行こうとする方向にブレーキをかけます。「そっちに行かないで、こっちにいきましょう」というのです。他人がどうのこうのという前に、心と体をどのように調節するかという問題で、人見知りする子供は悩んでいるのです。体と心が相反した立場で闘争する結果、人見知りは生じるのです。ですから、空手道は、体の姿勢の整備から始まるのです。内容はともあれ、形で基本が出来上がると、それなりに気分やの心をコントロールすることができるようになるのです。もちろん人見知りは無くなります。