2014年9月26日(八段語録2135)
悩み事コメント 脳天気

 子供の状態が、軽薄で安直になりやすいという事になります。自分の最も近い先生は、自分の心であると教育しなければなりません。ですから、空手道は心に訪ねてみる訓練をします。その心には、お釈迦様が入っていると思えれば、しめたものです。その心の声を聞くことができなければなりません。その心の声を聞くことのできる境地まで入っていけるように指導するのが、極真空手です。「天上天下唯我独尊」とお釈迦様は言いましたが、それは、「私」が「私」に訪ねれば「私」に仏様が入ってくるという事がわかるということです。そのようになれば、脳天気な事はなく、できない事はないと思えるのです。ですから、自分の心を軽薄にするのではなく、明るくしなければなりません。心が永遠の私の主人になれるように、磨くことが必要になります。それも極真空手道の醍醐味なのです。