2014年9月24日(八段語録2127)

悩み事コメント 礼儀


 本然の原則、規範に合格できる一等品になるためには、親が必要であり、兄弟も必要という事になります。そこでの関係が自然と入ってくるようになるのです。両親が喜ばれ、悲しまれることを常に判別しながら生きる子供は、悪人になろうとしてもなることができず、礼儀に背こうとしても背くことができないのです。公的であれ、私的であれ、最も嫌われる人は、対人関係において、他人を利用する人です。その次に何でも自分の利益を中心として判断する人です。礼儀は、好まれる人になる第一歩です。つまり譲歩する子供を作ります。譲歩とは自分がひたすらに両親や指導者についていける能力です。ついていくようになれば、両親や指導者の心の範囲を回るようになります。回ってみれば、あとから、その立場を占領するようになるのです。結局は、礼儀は、大切な人としての道であると悟るようになるのです。この内容を道場では指導するというのです。