2014年9月20日(八段語録2122)

屑になるな


 さわやかな朝、農作業から出発です。畑までの道路の草刈から初めて、白菜・大根の植えてある畝の草取りを二時間余り費やして綺麗にしました。それから、ちょっと遅いと思っても植えてみたいと願い、ニンジンの種を耕していた畑に蒔いてきました。それにしても、太陽の日差しが、程よく降り注ぎます。肌着を脱いで、ちょっと日光浴しながらの農作業という事にしました。おっと、畑を耕す途中にハプニングです。耕運機の刃の一方向が外れてしまいました。それでも、片方運転で難なく耕し、耕作は何とか終了です。そして、土曜日のスケジュールをこなしていく、戦いに臨むという事にしました。
 ところで、青少年の育成をしていくうちに、何故に、優秀な人材といわれながら、落ちていく人々を多く見てきました。何度も強調するのですが、頭をもたげてくる愛の器官での破滅が多いというのが実感です。不良メンバーは、不純交友関係を多く持ちます。何の動機もなく、ただ遊びと性の満足だけで、関係を続けるのです。その関係から、決して健全な良き理想を創造することなどできないにもかかわらず、はまっていくのです。保護司として、そのような犯罪に染まった人との接見を多くしてまいりました。誤った関係で、誤った生殖器の行動を通して行われていくのです。これは今までの経験からして、公式といっても良い構図です。
 当然、男性と女性に生殖器がなかったら、繁殖はできないのです。しかし、良心に従い、愛情を持って、互いを尊敬して家庭を持っていこうとする善の生殖作用によって、良き繁栄が生まれてくると確信するのです。私の青春時代を考察すると、二十四歳の時に、妻の千順さんに出会いました。そして、お互いを愛情で育んでいった歩みがありました。しかし、横から奪うような作用があるのです。横に関係を結ぼうとするのが肉体という事になります。私は、内的な自分と外的な自分の二重になっているようでした。
しかし、この心身が一致することができるかというならば、なかなか難しいものでした。闘いの中を彷徨するようでした。このような思いをどうやって抜き取ることができるかという課題に挑戦したのが、私が、極真空手を熱心継続した理由なのです。男女の関係は不可思議なものがあります。この関係でどのような世界を築いていくかという事が決定されていくのです。基本的考え方は、男性は女性の為に生まれているという自体自覚ではない他我自覚をして、自体自覚を再認定させれば、二人の所有権と環境圏が備わっていくというものです。