2014年9月4日(八段語録2104)

私の心構え


 曇りの天気です。今年は、お盆過ぎてから、天候不順が続いています。そして雨が多いのです。全国では集中豪雨が、一カ所に集中して大災害をもたらしています。そのような、異常気象の続いている現状です。天候はさておき、この道場の運営も、跳躍しなければならないという切迫した気持ちもあります。焦らずに拡大したいのですが、そう簡単な事ではなさそうです。私としても、新規を最優先して、多くの道場生を集めて、万全な基盤を作りたいのですが、あらゆる努力が必要になってきます。この状態に対しても不平を言うことは、何もできないのですが、打開策を検討するようにしなければならないと、ちょっと、焦る気持ちも生まれます。
 それにしても、どのような歩みでもしなければならないというのが、私の心構えです。行くとして、この現状を誰にぶつけてもいけないというのが私の気持ちです。これは、創立者として、取らなければならないのです。これが責任者として取らなければならない相応の態度という事になります。それにしても、極真の道は、喜んで行かなければならないと思うのです。憂鬱になり、嘆くようであると、減速してしまいます。誰からも尊敬されるような立場がなくならないように、不平を言うことなく、頑張るようにしなければならないと思うのです。
 ところで、空手道の指導は、私にとっては喜びを感じる分野なのです。そして、その気持ちを大切にして、道場生に分かち合うような努力をするかという事になります。空手道がこんなに面白いものであるということが、自分自体に留まることなく、全ての道場生と共有し、共に分かち合うことができるようにして、道場生に実感として残さなければならないと思うのです。空手の稽古に対しても楽しく、試合も楽しくしなければならないというのが私の信念めいたものがあるのです。仕方なくやるとするならば、難しいと感じてしまいますので、生活環境の中で、どれだけ楽しさとして根付かせていくことが重要な事になってきます。
 今日の強調したいことは、極真空手の精神をしっかり身に着けた人は、どんな事にも耐えることができる精神を身に着けるようになります。私としても疲れることはできないのです。極真の道を健康管理やスポーツのように思って歩んだ人は、すぐに去ってしまいます。そのような、レベルのものではないのです。私だけは、この極真空手に絶対にしがみつくという決意を持って歩んできました。極真の道は、世の中の流れとはまるっきり違っていました。それだから、価値があると思って歩んでいるのです。