2014年8月30日(八段語録2098)

武人として生きる道


 新しく9月を迎えようとしています。身を引き締めて、来月のスケジュールに取り組んでいきたいと思っています。半袖では少し寒い朝です。四時半起床で、博先生の辻立を手伝って、私の戦いをどうするか思案している状態です。7月末から始めた、食事の管理も軌道に乗りつつあります。結構、体が軽くなってきています。四キロ減で98キロまでになってきていますが、今年中には95キロまで減らしたいという希望を持って、取り組んでいるのです。食事管理は厳しいものがありますが、それでも、まだまだ、万日の修行を極めるには、残り八千日近くありますので、自分に対する厳しさを加算して取り組みたいと思っているのです。
 さて、私の生涯において、2003年が指導者としての道を出発した記念日でした。そこまでは、社会で培う道であったのですが、それ以降は、社会に貢献する道として歩み始めてきているのです。そんなことで、自分の貢献する道の主流を極真空手の指導にして、さらに極めていくために、保護司としての社会貢献をしているというのが現状なのです。この生き方を正道であると意義付けているのです。いずれ身体が病むこともあるでしょう。それでも、どんな事があっても意を介さずにいかなければならないと思っているのです。この生き方ゆえに、人生を切り開いてみたいと心に止めているのです。
 ところで、私として歩んでいかなければならない道は、どのような道であるかという事を考えているのです。やはり、人生を勝利の勇士として、親を尊敬し、妻を尊びながら、子供たちと生きるという、極めて基本的な人生を過ごしていきたいと心掛けているのです。国境が問題ではなく、西洋と東洋が問題ではないのです。それは、極真空手の指導で世界を回ってみて感じた世界でした。すべての課題は、家庭をいかに築いていくかという、人間として当たり前の事でした。それで、この武道精神は、まさに人生を正しく生きるための正道であると確信もしたのです。
 結論として、人間としての道は、個人としても、家庭としていかなければならないということです。これは、古今東西問わずどんな民族でも、どんな国家でも、その道は同じ道です。違う方向ではないのです。個人が行く道も、家族としていく道も、数が多いだけで、武道精神ですべて包括できるものになっているのです。焦点は同じ一つの道という事になります。そうすることによって、この極真空手は、本質をついて世界を股にかけるという、壮大な理想になると思うのです。世界を回ってみて実感することができる内容でした。