2014年6月1日(八段語録2046)

娘へ(1)

 親に接ぎ木されなさい。自分の考えを切ってしまって、親の全ての考えと生活観を見習って、新たな人生を歩めるようにすべきなのです。先に自己否定して、自分を審判し親を見習うようにするのです。立派とは言えないまでも親から天道を見習うべきです。娘達よ、いつ何時も、両親は必要なのです。必要とする目的はなんであるかというならば、両親との愛情の接続点を築いていくという事なのです。愛の接続点に再び戻らなければならないという事なのです。自分が強すぎると、両親の愛情に戻ることができないのです。一から十まで両親と関係のない娘達となってしまうのです。だから、両親が指導するという事は必要になってくるのです。
 両親の助言は何故必要なのかというと、新しい生命の種、両親を中心として、生命と血統を受け継いだ代表的な娘達として、育って欲しいからなのです。また親が誇りを持ちたいからなのです。他人と親との違いは何かというならば、新しい生命を娘として宿し、娘を育て続けたのです。母親のお腹の中で十月十日過ごし、母親の愛に抱かれたのです。これが、精霊の愛を受けたという事に似ていると思っているのです。当然、父親の愛の力が作用して、ぶつかる力を受けることに事によって、新しい生命が娘として生まれたという事は言うまでもないのです。
 ところで、親父という存在が娘の原点になっているのです。その父の骨髄で、愛する娘の原因となったわけだから、娘の種の立場にあるのです。そこまで娘たちは、遡っていかなければ、精神的にも生まれ変わっていかないと思うのです。それだから、強く言うのです。父親を信頼して委ねるべきであるのです。親父は娘達の生命の中心として生命の主人であり、血統を中心としても主人になっているのが、親父という事をしっかり認識しなければならないのです。
 結果的に娘達は、私達夫婦の初愛を中心として、母のお腹を通じて誕生したという愛の結実なのです。それだから、妻の生殖器は、娘達を生んだ愛の王宮であるといっても過言ではないのです。そのように尊いものが生殖器なのです。私を初め妻は、それを汚してはならないと思っているのです。私自身、今まで汚れたものになってないのです。もちろんこれからも汚そうとは思わないのです。最も尊いものであるからこそ、そこに、生命・愛・そして血統がここに連結されるのです。