2011年8月12日(八段語録1406)

私と全国組織(76)今日もさらに暑いのです

今日もさらに暑いのです。それでも気持ちを切り替えて、ひたすら汗を流そうと一日を始めるのです。地域に根付きながら、推し進めてきたベースを、どのように大きく飛躍させるのか課題はあるのです。それでも日本の中心で、大きく版図を広げるために、東京戦略を練るのです。そのため、朝早くに、新幹線に飛び乗って、東京の師範達に会いに行ったのでした。会議は五時間、あらゆることに関して検討したのでした。実際に会って、話していると、お互いの気持ちが溶け合うのです。会話の中で意思疎通しあうのです。そのことが、心地よさとして感じられました。最初は、杉原師範から、総本部のホームページ立ち上げの原案と作成プログラムの計画が提出されました。かなり重厚な計画です。次に、どのように東京本部を運営していくのかという戦略を発表していただきました。これも話し合いの中で発展するのです。その内容をベースに細かい点をお互い指摘しあったのでした。
東京の会議の印象は、どの責任者も、希望を抱いて取り組んでいるのです。活発な意見が続出しました。もちろん、競争の激しい東京での戦略となると並大抵のことでは進まないのは目に見えるのです。しかし、希望を持っているようでした。極真の道を進めていこうとするのに、つらい顔をして、嫌々ながら引っ張られていくようでは、みじめなばかりなのです。これでは、何の希望を持つこともできなくなるのですが、彼らは違っているのです。心の中に希望を持って推し進めようとすることは、強力な推進力になると確信するのです。私も、東京が変われば、全国に急激に波及していくと思うのです。その要素を秘めているのです。楽しみにしてとんぼ返りに行ってきたのです。
ところで、ここに私も忠告すべきこともあるのです。 極真空手という道において、その目標は世界を相手にする前に、自己管理を徹底するということなのです。これを忘れたならば、全てが終わるのです。世界中を歩いて、感じることは、各国で指導する自分は、自己管理された自分でありたいのです。このことが、第一の目標なのです。四十年を過ぎて極真空手と関わってきましたが、初心者としての白帯から始まったのですが、今の段位を取得したとしても、自分がいい加減であれば、何の意味もなさないのです。指導者の立場に立つと、道場生には厳しいのですが、自分に優しい人が増えてくるのです。そんな生活をしたとしても何の喜びもないのです。気持ちに張合いもなくなります。その意味では、毎日、自己管理を課して歩むことは、充実した生活をするという事になるのです。実に喜んで空手修行に臨むという事は難しいという事になるのです。そのような事も考えなければならないのです。