2014年4月25日(八段語録2035)

原理原則は守るべき

 消防団の活動の事で、少し納得がいかないことが、生じたので意見を述べたのです。幹部会議で、しっかりと議論してもらえない状態で、少しイラストレーションが募りました。宮城野区の港分団が今回の東日本大震災で、地震と津波の直撃を受けて、その対策の議案が出たのですが、一項目、納得できなかったのです。それは、港分団の定員を維持するという事に対するに対してでした。普通に民間では考えられない発想だからです。そこで簡単に、消防署長の決済内容を簡単に表記しようと思います。

① 消防団員の課題として、団員が被災し、移転を余儀なくされ、地域に居住することができず、他地域から通って消防団活動をするようになっているのです。当然、別地域に住む消防団員の士気は衰えてしまう事でした。そのような状況で、班編成も七班から四班に縮小なのです。これは納得するのです。

② 機械器具置場も被災し、現状どおり、使用することができず、七か所を四か所に縮小するというという事です。これも納得です。

③ 今後、消防団員の人数を増加することは、努力することはあれ、難しいことだという事なのです。これも納得です。

④ 現在の団員が67名で他地域から通って活動しているという事ですが、定数を90名として変えないという事です。これに対しては、いかがなものかという事です。

ところで、この内容は、既に、三月に署長決済として、既に決まっていて、四月一日からの実行という事になったのです。現場の分団長は、これからの定員の補充率を競う戦いができないと、課題を述べていました。幹部会議での結論は、各分団の競争項目で、定員の補充率の競争を外してしまえば良いという事で決着したのです。

その理由は、定数の変更は、条例で決めるので、面倒だという事、更に、今後復興して住民が増えて、消防団員が増える可能性があるという事でした。

そのような中、私のこの会議での意見は、定数の変更を余儀ない状態になるのだから、署長が現状を消防局本部に報告して、復興できるまで、定数を少なくするのが、原則であるという事でした。市政は日々生きているからだと思うのです。

定数変更の事は、正しくありたいものです。議会で承認を得て、条例で変更するのは、いかにも面倒であるという事のような事では、市政や議会、市民も無視していると感じたのです。内々で事を収めようする事に、ちょっと疑問を感じたのでした。