2014年4月15日(八段語録2030)

夫婦に悲しみを持ち込まない

 二十四歳に出会った妻を、結婚式で誓った永遠の絆と福楽を、いつまでも享受できるようにしているという努力をしているのです。この理想を挫折させないために日々歩んでいるというのが私の決意という事になります。その為には、結婚した時の気持ちを忘れないようにしているという事と、結婚とは何かをしっかり認識しているのです。私が思うに、結婚とは、栄光を感じて出発したはずです。喜びと感動を感じたのです。その感動と理念の行き場を失わないために、また悲惨な夫婦にならないため今を過ごしているのです。このような事は、悲惨な家庭を見てきているが故であるとおものです。

 さて、もし離婚という事にでもなるならば、悲惨な姿で子供達に前に現れるしかない立場に立つのです。その時に、自分はどれほど苦しいでしょうか。もし離婚ともなれば、私自身だったら、自分の苦痛と事情を子供達に告げたいと思わないはずです。さらに残念ながら、一生子供達に対して、無限に骨を折るような悲しみを背負わなければならないのです。本当に離婚は、自分の家庭、自分の財産、自分の子女を失う事になるのです。人生を落胆し、嘆く人生は、になるのです。それはあまりにも惨めなのです。

 そのような意味では、どんなに私達夫婦が厳しい環境と逆境に苦しまされても、それに屈することなく、「夫婦の絆がしっかり残りました。」と言えなければならないと思っているのです。このような気持ちを持ってこそ、妻との夫婦の関係を築くことができると思っているのです。どんなに強い北風や暴風が吹き付けてきても、このような深い愛情を持った絆を敢えて崩すことはしないのです。

 おかげさまで、還暦を迎えた今でも、家庭としての絆はしっかり残っているのです。毎日妻の顔を眺めるたびに、幸福感を感じている自分があるのです。今日も快晴です。そして、更にこの家庭を守っていくために、努力していこうとする自分があるのです。そのような意味では、寝ても覚めても、夫婦としての絆の完成を願い生きていこうと思っているのです。本来の夫婦として、幸福が続くようにと願うばかりです。私達夫婦は、変わらず共に行こうとするのです。未来に向かっていく道は一つしかありません。それは、自分勝手に行く道ではなく、夫婦ともに行く道だと思っているのです。このような文章を書ける自分に感謝です。もちろん妻にも最大の敬意を払っているわけです。