2014年2月22日(八段語録2013)

子供達に対する創造と成長

 ips細胞の発見は、人体の臓器の再生に新たな提案をしているのです。つまり、リセットして,新たに自分の臓器を作っていくという革新的な方向を提示しているのです。そのような意味では、細胞に遺伝子情報を送るだけで、新しいものを作っていく事ができるという事なのです。つまり、人体を完全に再生する道も将来は切り開かれるのです。細胞が完全な遺伝子情報を得るならば、天地が願う人体へ変身していく事ができるという事なのです。個別の人体が、新たに生み出されるかもしれないという境地に、医療は進歩してきているのです。

 ひょっとしたら、永遠に肉体は生きることができる道が切り開かれる可能性を秘められているのかもしれないという事なのです。細胞に生命の息を吹き入れ、継続して生きることができる道が切り開かれようとしているのです。まさに、人倫の道に挑戦するかのごとの発見がなされているのです。けれども、細胞一つ一つは、自分勝手に活動することはできないのです。遺伝子という情報を通して、細胞が臓器まで育成することは、もう時間の問題なのです。そのような意味では、これからの医療の道を私達は、驚異の目で見なければならないのです。

 ところで、肉体の研究がなされていく中で、心の状態も解明されなければならない時代にも突入すべきであると思うのです。人間が道徳基準を高め、健全な人生を歩むうえでも、心豊かに育っていく事ができる理念が必要になってくるのです。その理念は、人を感動と躍動の中に引き込むことができ、家族が団欒の中で暮らすことができるようなものでなければならないのです。そのような意味では、人間と神羅万象が希望を持てる生き方としての人生の定義をしてくれるものでなければならないのです。

 結論として、心の原則があり、その原則の中で、しっかりと観念を抱き、信頼すべき人との絆を結ぶことができるようにするのです。これが、人々が築き上げてきた、家庭であり、大切に守っていくことなのです。