2014年2月11日(八段語録2002)

建国記念日

 若い時に、時空を駆け巡ってきたという事は、それなりに思い出になります。私は、アウトドアなのでしょう。全国を何回もめぐってきました。あらゆる出来事が、思い出されます。それなりに、日本中を回ってみてきているからに、ニュースで紹介される地域はすべて歩いてきているのです。それにしても、この国がどこへ行くのかという事は、関心の的になります。その国によって、歴史認識は全く違うのでしょうし、国を越えて、友好的な関係を持っていくという事は、難しいのかもしれないのです。国と国との関係は、政治的な事になってしまうようですが、その政治も、信頼関係が構築されて初めて成り立つのだと思うのです。その根本はというならば、人間関係であると思うのです。そこに、原点を置くならば、いずれは、解決されるのだと思うのです。
 しかし、あれだけ、韓流ブームに沸いたドラマや映画の面影も薄れてしまっています。中国に対しても、日本企業が目の敵にされて、焼き討ちされるようでは、国のメンツもあるだろうから、これもまた関係は冷えてしまいます。世界中、国と国との友好関係を築こうとするのですが、この二か国は、政治的には、冷えているのです。竹島・尖閣といった領土問題もかなり深刻になってきています。かつて、歴史的に考察するならば、中国・朝鮮から、日本は、あらゆる影響を受けてきたのです。それが、現代では、日本があらゆる面で、先進国の仲間入りをしているのですから、上下が逆転したように感じるのでしょう。 
 ところで、私はというならば、このような関係でのギクシャクは、一時的であろうと考えているのです。韓国において、日本との関係を無視して、国際舞台で自国を主張して日本を批判していくとするならば、これも孤立するようになるのだと思います。中国においても、経済大国になっているわけですから、政治的にも大人にならなければならないという事なのでしょう。私の場合、この二国に対して、悪感情というものは、無いのです。歴史を遡っても、絆は深いのです。日本の伝統も、この両国からの影響は多大な訳なのです。
 ともあれ、日本人は、世界中でこれほど、人のいい民族はいないと思うのです。人がいいのです。海外に出ても、その国に調和して、その国に溶け込んでしまいます。逆に、中国は、チャイナタウンを作ってしまうし、韓国はコゥーリアタウンを作るのです。そして、独自の自治を形成していくのです。私は、日本という国に生まれて、世界を回ってみて、世界中で、高く評価されているのは、日本人であると思うのです。それだけに、世界の人に受け入れられるような、潤滑油的な存在になれば、いずれは、ギクシャクした関係は、薄れていくのではないかと思うのです。それにしても、困ったものだと言いようがありません。