2014年1月12日(八段語録1955)

指導者に告ぐ


 極真空手の伝播のために、伝達方法を開発しなければならないとおもうのです。時々、このような激しい武道をどうして伝達したらよいのだろうかと考えてしまうのですが、それでも、そのことを止めずに今も、検討しているのです。それは、極真の激しさだけを見て、伝播することを恐れては欲しくないと思っているからなのです。もちろん、極真の稽古に関しては安全に気を配らなければならないのですが、安全だけを理由に稽古をするだけではいけないという事も考えてしまうのです。
 極真空手の伝播のために、到達困難な事もあり、とても高い目標でもあると思うのです。そのために、相当の訓練を受けたものが、伝達しなければならないと思うのです。極真の訓練方法は稽古という一つの方法でしか繁殖しないのです。とても、頑強な肉体を、鎧のように作ってしまいます。決して負けない精神も築くのです。もちろん私は、そのような人体を欲っしていたのです。どんな大震災がやってこようと、極真ボデーで身を固めている限り負けないのです。私達はこの極真ボデーが安全で強靭であると確信しているわけなのです。
 どんなに、組手で体を打たれようが、この極真ボデーは壊れません。この肉体をデザインしてきたからには、その背後に直観力と洞察力が働くのです。また、この極真ボデーは多目的であって、どのようにも活用できるのです。あらゆる種類の能力を発揮することになるのです。この極真ボデーの用途の制限とか、特別にどのようにしなければならないという事は無いのです。私達は、武道という事で念頭に置いて修行していますが、その出来上がった、極真ボデーは快適であるし、どんな環境にも適用していくのです。
 武道で鍛えた体は、自分で眺めてみても、とても幸福感を感じるのです。更に快適に進む新幹線の様に乗り心地がいいのです。魂を投げ出してしまうような肉体もあるのですが、道場訓という武道の法度によって、精神は守られ、他のボデーは違ったものになるのです。そして、この極真ボデーは、新しく大胆な伝統を打ち立てていく事であると確信するのです。私達の極真ボデーは最高品質であり、極めてクオリティーの高い造形に仕上がっているのです。そこから、伝播は始まると負って過言ではないのです。