2014年1月7日(八段語録1950)

指導者に告ぐ


 中国の海洋進出が日増しに高まっています。尖閣列島を囲む情勢は、悪化の一途を辿っているのです。海を愛する日本国としては、海を見る主人公としての役割を果たし、今まで水産業を中心に栄えてきました。海というものを面倒見る主人公として十二分に役割を果たしてきたと思うのです。日本民族は、水産業を更に発展させ、あらゆる資源を海に求めていかなければならない時代へと突入してくるでしょう。
 更に、問題が最近騒がれているのは、汚染問題です。特にpm2.5の新しい問題は、新しい観点から、捉えていかなければならないと思えるのです。汚染の中でも最悪のものが空気汚染、つまり中国から流れてくる汚染という事になってきます。これは中国からの汚染、つまり、車や工場から出る排ガスによる汚染です。将来は中国でも排気ガスからの汚染は何でも制限が敷かれることになるでしょう。
 ところで、このような出だしで書き始めたのは、昨日「永遠のゼロ」という映画を見たからなのかもしれません。神風特攻隊の話です。一人の兵士が、家族を守るためという、戦時中では考えてはいけない「家族のもとに帰る」という信念を持って、戦地に臨むのでした。その為に、戦闘機乗りとしての体力強化や、あらゆる腕を磨きながら、生きて家族のもとに帰るという、信念で乗り切ろうとするのです。しかし、教官となった主人公は、教え子が特攻隊として死んでいく状況を目の当たりにして、苦しみもがき、そして、家族は、生き延びることのできると信じた戦友に全てをゆだね、特攻隊として、戦艦に突撃して帰らぬ人となるのでした。
 戦後、七十年近くたって、その戦闘機乗りの主人公の過去を、調べるところから、物語から始まるのですが、彼の戦友が、彼の家族を守るという魂の叫びに動かされて、家族の試練守り導き、また、一人の戦友が夫となっても、守り抜いた物語になっているのです。戦死してもなお魂は、生きた人間を動かし、愛する家族を守っていくという事に感動を受けたのです。その紐解きを、孫達がするのですから、現代の私達に訴えるものがあるのです。
 戦争は良くないことだと思うのですが、日本国を守るという観点で、防衛に当たることは必要な事のように思えるのです。もちろん大東和共栄圏と称して、侵略を肯定することなど、許されることでは無いのですが、日本民族の繁栄を願って英霊の為にも、努力すべきことがあるのだと思うのです。靖国への参拝に関しては、賛否がありますが、私の場合、いまだ参拝したことは無いのです。しかし、武道精神は日本が育んできた文化ですので、大切にすべきであるし、家族のために一命を投げ打つ覚悟をしなければならないと思っています。