2014年1月1日(八段語録1944)
年頭の挨拶
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年は、更に道場生の育成に努めたいと思っております。
さて、今年初めにお話しすることは、前方から近づいてくる現実を見たならば、それが困難であったり、試練だったりします。しかし、後ろから見たならば、指針と指導を与えられていると分かるのです。現実は、人生の訓練であり、それがいずれ、愛情に満ちることになるのです。
そこで、今年の提案をいたします。皆さんは三点を開発してください。第一は、鋭い直観能力、第二は、鋭い分析能力、第三に、多くの人生経験です。この三つ要素を磨いてください。皆さんは、若いのです。全身全霊を打ち込んで、今年やることを成就してください。必要な事を下記に列挙しておきます。
A 自己訓練と管理
1自己訓練
他人を訓練しようとする前に自分を訓練しましょう。自分はもう十分訓練されていると思って
いるとしたら、既に大きな過ちを犯していることになります。
2実践
学んだことをすぐに実践しましょう。極真空手は体験を通じて学ばなければなりません。
3道場環境の管理
誠実な心を持って稽古を行ってください。すべては実践と自己訓練を通じて学習が成されます。
すべての学習は自己訓練の下になされます。道場は皆さんの訓練所です。そのように実践すれば、
特別な喜びを持って回想することができる思い出が築かれるはずです。
B 道場生の育成
1指導と自己創造
指導は自己創造でもあります。また道場生を教育することは自分を教育することです。だから完
成の域に達するには道場生を育てなければなりません。もし、百人の道場生を教育できれば、百
人の道場生を管理することのできる人になれます。そして、それと同じ分だけ自らを創造し、成
長させることになります。メンバーシップが無ければ、たいしたことは何も行えません。
2将来の計画をはっきり教える
「あなたと私、一緒に成長しましょう」これを標語にしてください。将来のビジョンについて道場
生たちにはっきり教え、それを共に分かち合わなければなりません。
3将来の極真空手に向かって前進する
極真空手の持つ素晴らしい可能性と、未来について、すべての人に説明しましょう。皆さんはどん
なことがあっても発展させなければなりません。
4地方の支持団体を作る
他流派や地域の人たちと協力関係を持てるように委員会を作る。
C 地域の人たちの支持を得る。
1各教室を支持する有力者を求める
教室を支持する善良な指導者を最低一人は見つける
できればスポンサーを見つけ、教室を提供してもらい道場として使ってもよいという心まで持っ
ていきましょう。
2地域の活性化をする。
3地域から従ってくる人たちを教育する。
4地域に愛情を持って地域活動をする。
5できれば経済的サポートができる団体と接触しましょう。例えば、ライオンズグラブ ロータリークラブ
6研究と施策の実行心掛ける