本部長通信140  2008年4月3日

良き家族(3)

 家族は、父母がいて、子供たちがいなければ、家族愛も何もあったものではありません。夫の前に妻であるし、妻の前に夫であります。また、父母の前に、子供たちであり、子供たちの前に父母がいなければ不自然なのです。どれかが欠けてもさびしいのです。
 家族愛の通過基準の存在を認めるのです。そこで家族愛の持ち主は誰なのかと問うと誰誰だと特定できないのです。すべての存在が必要なのです。
 さて、その必要存在を横取りするとこれが大変なことになるのです。まさに家族愛の崩壊につながっていくのです。子供を交通事故で失った家族は、悲しみがにじみ出てきます。
夫や妻が横取りされた家族も崩壊してしまいます。家族愛の持ち主が家族全員であることを、なかなか理解できないのです。一人欠けても苦悩に満ち溢れてしまうのです。
 師範は、家族を大切にしています。理想的な家族とは一体どのような家族であるのか模索しながらの毎日です。家族をないがしろにして、空手は指導できないのです。理想の夫婦であり、理想の親子であり、理想の兄弟関係であると思えるようにしたいのです。家族が満足する愛情と環境を築きたいのです。師範の家族愛に対する思いは半端でありません。他の道場と森道場を区別するならば、理想的で、当り前の家族愛を全面的に押し立てていることだと思います。
 
師範稽古 体調の回復が思わしくない。休み