本部長通信138  2008年4月1日

良き家族(1)

 家族の問題は歴史以来ずっと問題になっています。今の世界も今後の世界も同じように問題が累積すると思います。ここにおいて、家族の姿を検証してみようと思います。
 夫婦をみると、必ずしも美男美女という組み合わせになっていないように思います。いろいろなパターンで形成されているように思います。とても不思議なものです。
師範は、良い家族とはどのような家族を言うのだろうかと考えさせられます。最初に夫に対して、妻が大事に思うのは当然のことながら、子供たちもお父さんを大切にし、大切にされる家族でなくてはならないと思うのです。さらに妻に対して、夫が妻を大事にすると同時に、妻が子供たちを大切にし、子供たちからも大切にされる妻でなくてはならないのです。どちらかが一方的すぎると調和がとれなくなるのです。童話の世界ではないのですが、鳥がさえずり、蝶がその家族に喜んで飛んでいくような光景でなくてはならないです。
 家族の生活でともに讃えあうことができる関係が、安定した家庭であると思うのです。師範が指導する空手は、子供たちの成長を親が愛の眼差しで見つめ、成長を微笑んでいけるものにしていきたいと思っているのです。


師範稽古 風邪でダウン 田子教室だけ