2011年7月14日(八段語録1374)

私と全国組織(44)本部一般部の審査会


 熱気あふれる一般部の審査会が開かれました。25名の参加者が、汗だくになりながら、臨んでいるのです。木曜日ですので宍戸教室が兼ね備って、税理士も多数参加していたようでした。東日本大震災後、初めての審査会という事で、稽古不足ではないかと思ったのでしたが、暑い中、修行の成果を思う存分表現していました。
 さて、今年は暑い夏なのです。暑さを予言してか、両親の暑さ対策のために、春先にエアコンを導入していました。それが見事に的中してしまったのです。普通に仙台の夏は、一週間位続くと過ごしやすくなるのですが、去年と今年は全く同じで例外的な暑さになったのです。そのような中での審査会ですので同情もするのです。
 今日の昼間は、畑の草をむしりながら、夏野菜の収穫をするのです。太陽の強い日差しを浴びると、熱射病になりそうです。一目散に、火照ると風呂に張ってある水に身体ごと突入させます。冷やしては、また畑に戻って仕事をするという繰り返しです。部屋に戻って、事務作業をするのですが、プリンターが故障です。仕方なく、なけなしの財布の中身を覗きながら、購入しました。最近のプリンターは、ストレスを感じることがなく、スムーズに印刷されます。メーカーが便利さを追求してくれました。
 さて、今日は、国見スイミングスクールでの稽古です。久しぶりに緑帯の上級者が戻って稽古に励んでくれました。実に嬉しく感じるのです。この上級者として帯を締めている道場生は、幼稚園の時からの思い入れがありました。成長していっている姿に感銘を覚えるのです。
 稽古が終わってから、今日のテーマの話である、厳しい暑さの中での本部道場の一般部の審査会に向かいました。汗を流して審査を受けている、一般部の道場生に対しては二つの願いがあります。稽古しっかりして、社会に貢献していく人格の礎を築いてもらいたいのと、指導者として青少年教育に取り組んでもらいたいのです。今回の審査会を通じて思うことは、一匹狼的な道場生が少なくなってきて、道場生同士思いやりを持ちながら稽古をしているという事です。礼儀作法や稽古姿勢を重んじて指導している結果が現れてきているのです。
 スタッフである執行部の意思が、道場生一人ひとりに伝わってきているのです。もちろん、いろいろな反応はありますが、私としては、一生懸命に道場運営している執行部に対してエールを送ると同時に、擁護していこうとする心が強いのです。
 もちろん、途中で介入して、いちいち指導する方法もあります。しかし、若い人たちのエネルギーは、凄まじい内容を秘めているのも確かなのです。私の場合、後者を取っているのです。そして、本物の指導者になっていくことを願うばかりなのです。