2011年7月11日(八段語録1371)

私と全国組織(41)前進そして更なる進歩へ

 三か月に一度の大学病院での定期検査をしてきました。九時からと十時半の二回の診察でした。二年前に副腎に腫瘍ができていて、その腫瘍から出るホルモンで血圧が高くなるという診断が下されました。原発性アルドステロンという病名なのです。普通高血圧というと原因不明という事なのですが、私の場合、特殊な高血圧なのです。原因が分かっているわけです。つまり、完治できるのです。
 さて、腎臓は二つあるのです。当然副腎も二つあるので、手術してホルモンのバランスを図ろうと医者は進言してくれました。早速、腎臓まで内視鏡で調べて手術という方向を検討しました。ところが、このホルモンが両方の副腎から排出されているという結果なのです。どちらか一方の副腎を取れば解決するという事ではなくなったのです。
 ところで、専門医から摘出の話から、最近の新薬がこの高血圧に最適に効果をもたらすという事でした。薬の名前も抗アルドステロン、つまり特効薬が現れたのです。それも最近という事ですから不思議です。手術の嫌な私は、今までこの特効薬を二年間すでに服用しました。血圧は、六十から百三十の間に収まるのです。ホルモンのバランスを見事に調整してしまったのでした。
 毎日薬漬けのですが、新薬漬けをカバーするように、サプリメントとしてプロポリス、ロイヤルゼリーを補助食品として取り入れているのです。私の高血圧症が一挙に改善されたわけです。この二年間は、大学病院で定期健診しながら、健康体を保っているという事になるのです。
 私の年齢も五十歳を過ぎたころから、危険な状態が生まれるのではないかと感じていましたが、確かに、若かりし頃のツケがこのような形で現れました。しかし、近代医学は、ことごとく完治させてしまうのです。
 私と同じように、道場に関しても定期検診は必要であると感じるのです。何故ならば愛する道場だからなのです。そこで、新規、教育訓練、実践、大会、技術指導、情報のすべてについて、体系的かつ縦横に検証してみるべきであると感じるのです。
 ただし、この検証にしても、はっきりとした意思を持って決定しなければならないのです。思いつきで対応すべきではないと思うのです。道場の中身をどれだけ、良き方向にすべきか、目的意識を持った時点で実績が現れると確信しているのです。今、このグループで全国を版図として捉え始めているのです。具体的に何を意味するかを考えなければならないのです。
 最終的に全国組織を形成して、多くの道場生の欲求を満たして、さらなる改善を図ることが出来る道場へ、逞しく前進していきたいと思うのです。それは、私が病気を克服して今なお元気でいるという事と同じであると思うのです。社会に最高の貢献をしたいという気持ちが先に出るのです。