2011年7月10日(八段語録1370)

私と全国組織(40)いよいよ全国が動き出す

 もっとも暑い季節の到来を思わせられる気温です。とても畑仕事をする気にもならず、部屋でじっとしているのですが、それでも汗がにじみ出てきます。昨日杉原師範から、東京江戸川区の自宅マンションの集会所で、新規5名を含めて第一回の極真会館東東京の稽古を始めましたという連絡が入りました。
 いよいよ東京での出陣式がなされたという実感です。このような新しい変化が生まれるようになったのは、大震災をばねにして、全国を走り回ったことによるのです。東京と大阪が名乗りを上げたのでした。私が本部で稽古した時の後輩に当たります。このような変化を好んだのは、新しいグループ作りを提唱したからに他ならないのです。
 この変化が成功に結びつくことが出来るかという事がこれからの課題という事になります。そして最善の方法を追求している存在が、杉原師範のような新たに加わった師範なのです。もう私たちのグループは成功の追求しかないのです。もちろん問題を無視してはならないと思っております。
 しかし、これから大山総裁が築いてきた極真会館の継承と発展を促すためには、積極的に挑戦することを重点に置かなければならないのです。問題点を整理して、チャレンジする心を鍛えていかなければならないという事になるのです。
 そのためには、小さな、しかも根本的な変化が必要になるのです。花火の仕掛けをするように、準備を周到にして、新しい第一ページを開かなければならないのです。これからデータを全国的に集計するようにするのです。そうして、予想以上に成果を上げた道場に焦点を当てながら学んでいくのです。
 もうすでに、私の心には、全国レベルの戦いの種まきをしてきたと自負するに至っているのです。それは、全国的に新しい発想に焦点を当てることが出来るからなのです。今回の全国のレベルの戦略の意義付けをするならば、新しい機会の検討ができるというメリットなのです。そして新しい機会に挑戦する人材が増えてきたという事なのです。
 それは、優秀な人材が生まれ、その人材によって新しい挑戦が始まるという事なのです。いつも言うようですが、私という存在に全てを集中しないという体制を作っているのです。つまり、一方で優秀な人材が列挙され、もう一方では、新たな機会の列挙も始まるのです。従って、挑戦しようとする機会の重要な順に優秀な人材が割り当てられるという体制が整いつつあるという事なのです。
 今後は、このグループを背負って、新しい流れを築き、成功の上にも成功を重ねることによって、極真会館の本流を歩み続けていくことが出来る団体として成長していきたいと思うのです。それが、グループとして世界のリーダーになっていく道なのです。