2011年6月26日(八段語録1356)

私と全国組織(26) 白蓮会館の大会で思う事

 日曜日、順延されていた白蓮会館の東北大会が開催されました。山形天童市まで佐藤先生と一緒に車で遠征です。佐藤先生も審判を手伝って欲しいという要請があったのですが、当日の審判はありませんでした。もちろん説明も無かったのです。とても不完全燃焼している姿がありました。それでも、佐藤先生の偉いところは、道場生一人一人に熱心な応援です。そばでは、三浦先生も一生懸命でした。
 子供達は、この大会で、日ごろの成果を十二分に発揮していました。同門対決もありましたし、おしくも優勝できなかった子供達もいましたが、楽しんでいるようでした。震災で一ヶ月以上練習ができなかったにも拘らず、好成績を残していました。
 ところで、色々な話を総合して、他の大会に出場する場合には、検討しなければならない事が多いのではないかという事です。今までと同じく、参加申し込みがあった人達をそのまま出場させるという事を、今後もしていくのかというならばそれは否という事なのです。  
 私達の道場内の大会があります。更に、他団体との大会出場もあります。道場内の大会も充実させなければならないし、他団体との交流試合に関しても、強さを発揮させてやりたいのです。
 そこで、道場内の大会に関しては、「レベル別」の大会を積極的に推し進めていかなければならないし、そこでの評価をしっかりすべきであると感じています。そのような大会の記録に誇りを持つようにすべきであると感じるのです。
 他団体への参加については、今まで出場申し込みがあった場合に、そのまま参加させていましたが、指定大会に関しては、参加費を徴収すると同時に、申し込んだ道場生による選抜交流試合をして、各部門の参加者の人数の限定するのです。他のメンバーは応援に回るという事も検討しても良いのではないかと思ったのです。
 今まで他団体に参加する道場生には、ばらつきがありましたが、各部門、二人なら二人と限定して、極真会館宮城県本部の誇りを持って闘うのです。参加申し込みをして大会に出場できなかったメンバーは、教育と宮城県本部の結束のために応援に回るのです。どこの団体でもやらなかった事をするのも、震災後の姿勢でもありたいものだと考えてしまいます。
 他団体との交流試合は、宮城県本部を代表して試合に臨むと同時に、付き添いの指導者に対しても、大会参加費から費用を捻出する事ができるというメリットも生まれるのです。当然選手は、大会に宮城県本部の代表としての自覚も高まってくるのです。今の選手会のメンバーの競争意識も高まるし、応援するという気持ちも高まるのではないかという事です。