2011年6月13日(八段語録1343)

私と全国組織(13) 責任を持つ者の能力を生かす

 このグループは、他の空手団体と違っていることが多いのです。このグループは、家族を中心とした愛情組織を目指しているのです。その事は、責任者が全員自覚して徹底させなければならない事になるのです。このグループが何処に行こうとしているかをしっかり認識すべきなのです。
 次に、このグループは人材を塩漬けしなしのです。スタッフ全員に責任が与えられ、かつ指導者が自己実現をする事を可能にしているのです。その為に、自分の能力を発揮できるポジションが与えられ配置されているのです。ここでまた、空手道という道を求める修行者の生き方が前面に出てくるのです。
 さらに、ただのグループとは違って、継続学習と継続訓練する道なのです。そして、その認定に応じて敬意が払われるのです。特に黒帯となると格段の敬意なのです。修行の集大成した証としての認可が下りるわけなのです。
 最終的に、自分が勝ち取った信頼の段位で自らの道を極めていき、影響を及ぼしていくということになるのです。この事が、私達のグループの特色であり、適所に配属し、自己啓発が積極的に与えられているということになるのです。
 ところで、私達の考えは、指導者が金で釣られていくような組織ではまるっきりないという事なのです。金で釣られて来るような人材であるならば、組織は烏合の衆となる事は間違いないのです。指導者の能力を高めるために金銭で繋ぎ止めていくという事も全くないのです。
 今までの、組織でそのように金銭で釣って運営してきた組織も多分にあったのです。その場合、ボーナスが増えた場合が喜んでいるし、ストックオプションを使って株を持ってもらう事を常套手段としていたのです。ところが、業績が悪化すればボーナスは減るし、株価が下がればストックオプションに意味を持たすことはできなくなるのです。その結果、組織に裏切られたような思いを抱くのも人情なのです。
 もちろん、指導者にとって報酬は大事なのです。しかし、報酬の不満は意欲をそぐ事にもなるのです。そのような意味では、私達のグループは意欲の源泉を別の所においているということになるのです。生涯空手道を通して勝ち取っていく価値ある歩みがある事を悟るのです。基本は、ボランティアの延長であり、価値ある精神生活をする為に実践する道場であるという事をしっかり叩きこんでの歩みなのです。
 その事ゆえに、金銭に振り回されない生き方ができると確信しているのです。今日も修行の道を進めていくということになるのです。朝の辻立ちから、チラシの配布など、様々な活動を通じて、魂の成長を計ろうとするのです。