2011年6月12日(八段語録1342)

私と全国組織(12) 全国をどのようにマネジメントするのか

 信頼関係が組織の維持と拡大でなければならないと結論づけているのです。私の理想とする信頼関係を確立するマネジメントの方法は、すでにある程度成功している宮城県本部をモデルとして、全体を引き上げようとする試みなのです。経験の全くない全国を引き上げ実績に結びつけていくのは、モデルケースの継承ということになると思っているのです。
 そのような事をしっかり確実なものとする事が全体の発展を徒労に終わる事のない戦略であると思っております。というのも、今の全国組織を検討してみた場合、会長と一緒に開拓した県本部ばかりなのです。そこで分析するならば、会長と共に歩んできた千葉のような総本部、会長と一緒に他のグループに所属していた県本部、さらに、私が昔一緒に歩んでいたメンバーというような区分けになるのです。
 ところで、これらの全国の組織が、今の現実問題にどのように取り組むかが課題ということになります。当然空手道場の運営だけに留まる事はないのです。政治、行政、社会、歴史の問題までも内包していくという事になるのです。
 今後の戦略は、成功事例を中心として、全体が飛躍するという方法を取るのです。例えば、新規に関しての作戦が十分に功を奏している場合は、経験豊富な講師陣として全体に勝利報告をして、全体を勝利に導こうと考えるのです。そして、会議を定例的に開きながら、方向性を結論つけるのです。このような方法は、信頼関係しかないのです。
 何故このような事を考えるかというならば、師範として組織を運営した経験の全くない新しい指導者を教育するには、上述のような作戦を組まなければならないのです。そうでなければ、時間ばかりが過ぎて、何度もまた言うようですが、徒労に終わってしまうのです。戦略の一つ一つは、実際に、これから取り組まなければならない事だからなのです。
 そのような事を考えながら、今日は、日曜日を有意義に過ごそうとスポーツクラブへ通うのです。プールで突きや蹴りを何回も繰り返しながら2時間以上の時間が過ぎてしまいました。一週間の疲れ取れるようでした。
その後、妻の思いつきで家族写真を取ろうということになりました。今という時を大切にしたいという事なのです。家族があって、今の極真空手を続けていく事ができると感謝するからなのです。家族の事を考えると、子供達に心が動きます。成長甚だしい子供達ですので心配も張り裂けそうになるくらいあるものです。それが親であるということの証明なのかもしれないのです。