2011年6月4日(八段語録1334)

私と全国組織(4) 県本部は情報を全体と個で共有しなければ発展はない

 これから目指そうとする情報が飛び交う組織が成立するには、全員の意識が問題になるという事です。責任者全員が情報に責任を持たなければならないということになります。何を私達は目指そうとしているのかという事が明確にされなければ力はでないのです。そのような意味では、私が指揮を取らなければならないと覚悟を決めているのです。
 情報が行き届かなくは、指揮などできないのです。私の場合、全国の情報を必要としているのです。そうでなければ、今後の方向性や、躍動性は演出できないのです。もちろん、この情報は私の為にあるのではなく、全体にフィードバックして初めて意義あるものとなるし、目標が掲げられることになるのです。
 成功のカギは、今後このような情報組織の成立に掛っていると思うのです。どのような情報でも、的確に対処して大きな規模まで成長させなければならないのです。何処までの組織を築いていこうとするのかという事が、共通項として表示されなければならないのです。現在の自分の組織がどの立場にあって、どこまで伸ばしていかなければならないかという事を明確にしていくべきなのです。
 当然組織ですから、上下があるのですが、そんな事をとやかく言う組織をいうのではないのです。仕事を組んで行う相手がいなければならない事は自明の理だと思うのです。つまり、調整をしていく横の連帯が必要になってくるはずです。新規開拓ならば、その開拓をしていく責任者同士が情報を交換していかなければならないのです。また教育に関して検討するにしても、お互いが調整しあう人達として組織的に横に広がっていかなければならないわけです。
 全てが、師範が絶対であるという組織では、現場になかなか伝わらないのです。同じ部門に責任を持つ人達の全国的な伝達能力も必要になってくるという事を自覚すべきなのです。その為に、全国組織としても、新規開拓部門の責任者会議が必要であり、教育部門の責任者会議も必要になってくるのです。そこに、師範が直接介入するということではなく、お互いの組織の責任者が意見を述べ合いながら、その地域の特性を生かした方向性を生みだすという事が必要であると考えるのです。
 今日は、情報責任について述べています。お互い必要とする情報を必要な人に提示しなければならないのです。私達からの情報を必要とする縦割りの組織から、全国的輪切りの組織も今後必要になるという自覚も必要なのです。それで、現実に情報が必要なメンバーをリストアップするならば、規模もそんなに大きくないという事で、師範で十分問うことになるのです。しかし、今後の事も考えて検討すべきであると考えさせられる一日でした。