2011年6月1日(八段語録1331)

私と全国組織(1) 私の器

 衣替えの季節に入りました。それでも10度以下という事ですから、クールビズというわけにはいかないようです。組織運営を仕切り直しで始めるという状況まで漕ぎつけました。去年は、会長を支える古い体質をそのまま維持しながらの体制作りでしたが、結果的に難しく、途中で挫折してしまいました。その反省を土台に、新しい指導者を入れ替えて推し進めていくことになりました。
 そのような体制の中には、私にとっては、極真会館の先輩は、手塚会長だけということになりました。ある意味で、自由に采配が取れる立場の確立ということになります。今まで、なかなか伝達がうまくいかなかったのでした。その為に、諸関係団体、特に青少年交流振興協会にご迷惑をおかけしたことになります。
 今回からは、一本化された組織であり、トップダウン方式に伝達されることになるわけですので、伝わらなかったとか聞いてなかったという表現はなくなるのではないかという事を望むのです。
 全国組織を動かすという事は、今までの私を変えていくということになります。もう既に、宮城県本部は菅野師範の運営におまかせしているので、私の歩み方が問題となるわけなのです。
 すなわち、私が自らをマネジメントとして精密管理にしていかなければならないのです。つまり、この組織の中に、自らを最大貢献して行く為に、しっかり位置づけをし、成長しなければならないのです。全国組織と出発させたこのグループで何を行うのか、行う方法はどのようにしなければならないのか、実行しようとする時はいつなのか、いかに変えていかなければならないのかを自ら悟らなければならないということになります。
 ところで、六月一日をして、自らが何者なのか、何の才能があるのか、強みは一体何であるのか、結果を出すにはどのように動かなければならないのか、自らにとって価値ある歩みとは一体何であるのか、自らが獲得して身につけていくべき内容は一体何であるのかを最低限考えていかなければならないと思うのです。
 私の器がどのような内容なのかは、未知との遭遇のなにものでもないのですが、今までの事を振り返る手法を取って、フィードバック分析により、確かなものとして、何かを決めたならば、自分に対して何を期待するのかを羅列するぐらいでなくてはならないと思うのです。
 もちろん、経済的収益は、二の次であって、一年後、あるいは二年後の期待と実際の結果を照合して行く決意を胸に秘めるのです。自分への期待と照合というフィードバック分析を行うことによって、更なる成長を遂げたいと思う一日でした。